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バンコクのワット・パークナムは絶景!寺院への行き方や楽しみ方を解説

バンコクの中心地から少し離れた場所にある「ワット・パークナム」。観光地としては比較的知られていないものの、その魅力は計り知れません。豪華絢爛な建築美と静寂な雰囲気が調和したこの寺院は、訪れる人々に特別な時間を提供してくれます。

特に、フォトジェニックなスポットとして注目されるエメラルド色の仏塔は必見です。日常から離れ、神秘的な体験を味わいたい方におすすめの場所です。

目次

ワット・パークナムとは

「ワット・パークナム」は、バンコクのトンブリー地区に位置する大規模な仏教寺院です。約400年の歴史を持つこの寺院は、修行僧の育成や慈善活動の拠点として重要な役割を果たしています。

特に20世紀初頭にルアン・ポーソッド師が住職を務めて以降、タイ全土で知られる寺院へと成長しました。最近では、エメラルド色の仏塔や巨大な黄金仏像が建設され、観光地としての魅力も高まっています。

ワット・パークナムの観光ポイント

ワット・パークナムは、荘厳な本堂、エメラルド色の仏舎利奉安塔、69メートルの黄金の大仏など、見どころが満載の寺院です。

白亜の大仏塔では仏教の歴史に触れ、塔の上層部からはバンコクの絶景を楽しめます。歴史と現代が融合したこの寺院は、心を癒しながら感動を与えてくれます。

荘厳な本堂とルアン・ポーソッド師の仏像

寺院の中心には、修行僧たちの祈りの場として使われる荘厳な本堂があります。本堂内には、ルアン・ポーソッド師の仏像が祀られており、地元の人々や参拝者から深く信仰されています。

この仏像は、慈愛と知恵を象徴する存在として親しまれ、訪れる人々に心の平安を与えます。

5階建ての白い大仏塔

寺院のランドマークとも言える白い大仏塔は、5階建ての美しい建築です。その白亜の姿は、青空に映える壮麗さで多くの観光客を魅了します。

内部には、仏教の教えや歴史を描いた絵画が展示されており、タイの文化や宗教に触れる絶好の機会です。塔の上層部からは、バンコクの街並みを一望できる絶景が楽しめます。

エメラルド色に輝く仏舎利奉安塔と仏伝図

仏舎利を安置するエメラルド色の塔は、まるで宝石のような美しさを誇ります。塔内に足を踏み入れると、仏伝図が360度に広がり、その緻密な描写に圧倒されます。

訪れる時間帯によっては、塔内が光で満たされ、幻想的な雰囲気を味わえます。このエリアは写真愛好家にとっても魅力的なスポットです。

高さ69m!黄金の大仏

寺院の敷地内にそびえ立つ高さ69メートルの黄金の大仏は、ワット・パークナムを象徴する新たなシンボルです。この巨大仏像は2010年代に建設され、完成以来多くの参拝者を引きつけています。その壮大な姿は、遠くからでも確認でき、訪れる人々も感動をします。

近くで見ると、その細部まで施された装飾の美しさに息を呑むことでしょう。ワット・パークナムは、歴史と現代が調和した魅力的な寺院です。バンコク滞在中に訪れる価値が十分にあるスポットとして、ぜひ旅のプランに組み込んでみてください。

ワット・パークナム観光に最適なシーズンは?

ワット・パークナムを訪れるなら、快適に過ごせるシーズンを選ぶのがポイントです。バンコクは熱帯気候のため、季節ごとの気温や降水量に注意が必要です。

観光に最適な時期は雨が少なく穏やかな気候の11月から2月です。また、観光客を避けてゆっくり過ごしたい方には平日の訪問がおすすめです。

ベストシーズンは雨が少なく快適な11月〜2月

ワット・パークナム観光のベストシーズンは、雨季が終わり乾季が始まる11月から2月です。この時期は気温が25〜30度と比較的涼しく、観光しやすい快適な気候が特徴です。

また、雨の心配が少ないため、仏塔の眺めや写真撮影を存分に楽しむことができます。特に、青空と白い大仏塔のコントラストは圧巻です。

観光客が少ない時期を狙うなら平日がおすすめ

観光客が少ない静かな環境で寺院を楽しみたいなら、平日がおすすめです。週末や祝日は地元の参拝者や観光客が増えるため、ゆっくりとした時間を過ごしにくくなります。

平日であれば、本堂や仏舎利奉安塔も比較的空いており、写真を撮ったり塔内の装飾をじっくり鑑賞したりすることができます。さらに、午前中や午後の早い時間帯は特に人が少なく、寺院の静けさを存分に堪能できます。

ワット・パークナムへの行き方

ワット・パークナムはバンコク中心部から約10〜15キロの距離にあり、交通手段によって30〜60分程度で到着します。アクセスにはMRTやバイクタクシー、オプショナルツアーなどが利用可能です。

訪問する時間や快適さを考慮して、最適な移動手段を選びましょう。

交通機関を利用する

公共交通機関を利用する場合、MRT(地下鉄)を利用するのが便利です。まず、「MRTファランポーン駅」や「MRTスクンビット駅」から「MRTバンパイ駅」まで移動します。

そこから徒歩またはバイクタクシーで寺院までアクセスできます。所要時間はバンコク中心部から約40分〜1時間で、コストを抑えたい方におすすめです。また、移動中の景色を楽しめることも魅力のひとつです。

バイクタクシー

バンコクの交通渋滞を避けるため、バイクタクシーを利用するのもおすすめです。特にMRTバンパイ駅からワット・パークナムまでの約2キロの距離は、バイクタクシーなら5〜10分程度で到着します。

費用は30〜50バーツほどとリーズナブルで、短時間でスムーズに目的地に着けます。現地のドライバーに「ワット・パークナム」と伝えるだけで対応してくれることが多いです。

MRTバンパイ駅から徒歩

MRTバンパイ駅からワット・パークナムまでは徒歩約20〜25分の距離です。途中には地元の市場や商店が点在しており、散策しながらタイの生活文化に触れることができます。

ただし、日中の暑さ対策を忘れずにしましょう。時間に余裕があり、地元の雰囲気を楽しみたい方におすすめのルートです。

オプショナルツアーを利用

オプショナルツアーを利用すると、効率的で快適にワット・パークナムを訪れることができます。多くのツアーでは、他の観光地とセットになっており、ガイドの説明を聞きながらタイの歴史や文化を深く理解することができます。

ホテル送迎が含まれていることも多く、移動の手間を省ける点が魅力です。特に初めてバンコクを訪れる方や時間を有効活用したい方におすすめです。

ワットパークナムの見学方法

ワット・パークナムは、自由に訪れることができる親しみやすい寺院です。事前にしっかりと見学方法を知っておくことで、より充実した時間を過ごせます。参拝方法やツアー参加の利点、観光に必要な時間を解説します。

入場無料、開館時間内はいつでも参拝可能

ワット・パークナムは入場無料で、観光客や地元の参拝者に広く開かれています。開館時間は朝8時頃から夕方5時頃までが一般的で、この時間内であれば自由に見学が可能です。

本堂や仏塔の内部も無料で入場できるため、予算を気にせず楽しめます。ただし、訪問時は寺院の礼儀を守り、服装や行動に注意を払いましょう。

オプショナルツアー参加もおすすめ

ワット・パークナムは、バンコク市内からやや離れた場所にあるため、交通手段が不安な場合はオプショナルツアーの利用もおすすめです。多くのツアーでは、他の寺院や観光地とセットになっていることが多く、効率的に観光を楽しめます。

また、ガイド付きツアーでは寺院の歴史や建築の詳細な解説を聞けるため、ワット・パークナムをより深く知ることができます。特に初めて訪れる方におすすめな選択肢です。

ワットパークナム観光に要する時間

ワット・パークナムの観光に必要な時間は、1〜2時間程度が目安です。仏塔や本堂を見学し、写真撮影を楽しむのに十分な時間です。

また、仏塔内部の装飾や仏伝図をじっくり鑑賞したい場合は、さらに30分ほど余裕を持つと良いでしょう。周辺の観光地と組み合わせる場合は、半日程度のスケジュールを計画することがおすすめです。

ワット・パークナム観光のマナーや注意点

ワット・パークナムは仏教寺院であるため、訪問時には特有のマナーや注意点を守る必要があります。服装や行動に気を付け、寺院の神聖な雰囲気を尊重しましょう。以下では、具体的なマナーや注意点を解説します。

露出の多い服装はNG

寺院では露出の多い服装は避けるべきです。ノースリーブ、短パン、ミニスカートなどは不適切とされており、参拝を拒否される場合もあります。肩を覆うシャツや膝下までのスカート、長ズボンが推奨されます。

観光客向けに肩掛けスカーフが販売されていることもありますが、事前に準備しておくと安心です。寺院の礼儀を守ることで、周囲の参拝者にも配慮できます。

女性は僧侶に触れないよう注意

タイの仏教文化では、僧侶が女性に触れることを避ける決まりがあります。これは僧侶が修行の一環として守っているルールであり、女性に対する偏見や差別ではありません。そのため、女性が僧侶に接する際は、少し気を付ける必要があります。

たとえば、お布施を渡す場合は直接手渡しせず、近くの托鉢鉢や台に置いてから渡しましょう。また、写真撮影の際も僧侶との間に適切な距離を保つことが大切です。このルールを理解し守ることで、僧侶との良い関係を築きながら、寺院での訪問をより心地よいものにできます。

仏塔に足を向けるのは禁止

寺院内で座る際に仏塔や仏像に足を向けるのは厳禁です。タイでは足は身体の中で最も不浄とされる部分と考えられており、仏像や僧侶に対して足を向ける行為は大変失礼とされます。

仏像や塔を鑑賞する際は、足を組むか、正座の姿勢を取るのが良いでしょう。このような配慮が寺院の礼儀を尊重する行動となります。

騒がないよう配慮する

寺院は祈りや瞑想の場であるため、静粛を保つことが大切です。大声で話したり、笑い声を立てたりするのは避けましょう。

特に本堂や仏塔内部では、他の参拝者や僧侶に迷惑をかけないように注意が必要です。写真撮影も控えめに行い、フラッシュは使用しないのがマナーです。静かな雰囲気を維持することで、寺院の神聖な空気を体感できます。

ワット・クンチャンにも立ち寄ってみよう

ワット・パークナムの近くには「ワット・クンチャン」という個性的な寺院もあります。この寺院は、ユニークな建築と彫刻が特徴で、特に巨大な鬼の像が目を引きます。ワット・パークナムの荘厳な雰囲気とは異なり、ワット・クンチャンは遊び心のある装飾が多く、写真撮影にもぴったりです。

また、地元の伝説や歴史に基づいたデザインも見どころの一つです。ワット・パークナムが神聖で静かな空間を提供するのに対し、ワット・クンチャンは活気に満ちたアートのような雰囲気が特徴です。両方を訪れることで、タイの寺院文化の多様性をより深く感じられるでしょう。

まとめ

ワット・パクナムは、荘厳な本堂やエメラルド色の仏舎利奉安塔、69メートルの黄金の大仏など、見どころ豊富な寺院です。入場無料で気軽に訪れることができ、アクセスも便利です。見学時には、露出の多い服装を避け、静かに参拝するなどのマナーを守りましょう。

特に仏塔内では、足を伸ばさないなど細やかな配慮が大切です。観光には1~2時間が目安で、周辺の観光地と組み合わせるのもおすすめです。タイの文化や歴史に触れる特別な体験ができる場所です。

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この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

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