海のきれいなリゾートというと、どこを思い浮かべますか?ハワイやサイパンなども魅力的ですが、タイも実はとてもきれいな海で有名で、多くのダイビングポイントがあります。
中でもタオ島はバックパッカーの中では「世界で一番安くダイビングライセンスが取れる場所」としても有名です。
しかし、魅力は安さだけではありません。タオ島の海は高い透明度と魅力的な地形、そしてなんと言ってもジンベエザメなどの海の大物に高い確率で遭遇できるのです。
今回はそのタオ島でも特に魅力的な3カ所のダイビングポイントについて紹介します。
タイのタオ島への行き方
タイ国土を地図で見たときに、象の鼻の部分の東側に浮かぶ島が、タオ島です。
日本-バンコク-サムイ島経由
日本からは、バンコク経由でサムイ島へ飛行機で行き、そこからボートでタオ島へ行くことができます。
東京-バンコクは格安チケットなどで片道約3万円、バンコク-サムイ島間が約2万円、サムイ島-タオ島が約3千円程度。時期によってはトータル5万円前後で行くことができます。夏期などのハイシーズンはサムイ島までの直行便も出ていて便利です。
バンコクからバスを使えばさらにコストダウン
私は、旅費をもっと節約したかったので、タイの首都のバンコクからバスと船を利用しました。バンコクのカオサンストリート付近にある現地の旅行代理店で、タオ島までのバスと船を予約することができます。
ということで、東京-バンコクは同じく片道約3万円、バンコク-タオ島をバスと船で約1,500円程度。32,000円もあればタオ島に到着です。昼間はバンコク市内を観光してから、夜にタオ島へ移動できるので時間も有効的に使えます。
タオ島の人気ダイビングスポット3つ
チュンポンピナクルでジンベエに逢おう!
チュンポンピナクルはタオ島屈指のダイビングポイント。わたしも必ず行きますし、このポイントだけで毎日ダイビングをする人もいるくらい魅力的なんですよ。
ここの魅力の一つがジンベエザメ。ジンベイザメとの遭遇率が高いのです。世界最大の魚であるジンベエザメと一緒にダイビングをすることは、ダイバーの憧れです。
そして<ピナクル>と名前にあるように、水深約30メートルからそびえる巨大ピナクルが目印です。大物狙いはもちろん、地形派ダイバーも満足すること間違いなし。
ピナクル上部の浅めの水深の部分には、たくさんのイソギンチャクとハナビラクマノミがいるので、セーフティーストップ中も楽しめます。
セイルロックはベテランにも人気のスポット
セイルロックは、タオ島とパンガン島の間にあるダイビングポイントです。
ここは、魚影が濃いことが有名で、バラクーダ、ギンガメアジ、フエダイ、ツバメウオなど南国の大物の魚がたくさんいます。私も、バラクーダの群れに遭遇した時にはとても興奮しました!
このポイントは、海の上に岩礁が突き出ていてダイナミックな地形も魅力の一つです。わたしが特にお気に入りなのは、チムニーと呼ばれる縦穴のケーブをくぐって遊ぶことができ、とても楽しいです。
このポイントのためだけにタオ島に訪れるベテランダイバーも多く、ベテランダイバーにとって<セイルロック>はタオ島の代名詞とも言えます。
サウスウエストピナクルなら初級者でも安心
<サウスウエストピナクル>は、極楽水中遊園地とも呼ばれています。ここは、外洋のポイントですが最大水深は25メートルと比較的浅いため、オープンウォーターのみの資格保有など、初級者の方でも楽しみやすいです。
チュンポンピナクルに次ぎ、ジンベエザメの遭遇率が高いポイントです。チュンポンピナクルが風の影響などでダイビングできないとき、サウスウエストピナクルに潜るダイバーも多いです。
ジンベエザメだけでなく、キンセンフエダイ、スズメダイ、アオリイカなど、魚影が濃いことも魅力です。外洋ならではの真っ青な海は、まるで宇宙遊泳しているような気分になれてとても楽しいです。
まとめ〜グルメもショッピングも満喫してコスパ最高の旅を!
タイは、物価も安いので比較的リーズナブルに楽しめるリゾートです。
日本の海には見られない透明度のタオ島でダイビングを楽しんだら、タイのエスニック料理を楽しんだり、バンコクでショッピングや観光スポットめぐりなどして異国感を存分に楽しめます。
ジンベエザメの遭遇率が高い時期は、日本のゴールデンウィークのある5月です。次の休みをのんびりと楽しんでみるのはいかがですか?