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タイの楽園ピピ島ってどんなところ?魅力や行き方、ベストシーズン解説

世界的に有名なリゾート地として知られるプーケット。そんなプーケットから真っ青な海上を東に45kmほど進むと、アンダマン海に浮かぶ珊瑚に囲まれた美しい島ピピ島が現れます。

この島には山々に囲まれた透明度の高い美しいビーチが広がり、魅惑の楽園と呼ばれるほどの絶景スポットがあり、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

今回はそんなピピ島へ、プーケットから足を伸ばしてでも行くべき理由を皆さんにご紹介したいと思います。

※現地通貨バーツ(1バーツ3,47円)

目次

ピピ島の概要

ピピ島

ピピ島とは

大小6つの異なる島からなるピピ島。正確にはピーピー諸島といいます。有人、無人の島がそれぞれ存在しており、中でも面積が大きく、有名な島がピピ・ドン島という有人島です。

一般的にピピ島と呼ばれている島がこのピピ・ドン島で、その他には、ピピ・ノーク島、ビダ・ナイ島、ユン島、そしてピピ・ドン島の次に有名なピピ・レイ島があります。

ピピ島

ピピ・レイ島にはマヤレイと呼ばれる人気のビーチがあります。レオナルド・ディカプリオが主演した映画ザ・ビーチに登場したことで多くの人に知られるようになったようですね。映画を見てからいくと、また違った楽しみ方ができること間違いなしです。

ピピ島の美しい海の楽しみ方

海

海を眺める

ピピ島の魅力といえばエメラルドグリーンの美しい海ですよね。とにかく透明度が高く、波もとても穏やかです。プーケットの有名なメインビーチであるパトンビーチと比べてもその差は歴然。見ているだけでいやし効果があること間違いなしです。

干潮時と満潮時では海面の高さもまったく異なり、腰まであった水が一気に足首が浸かる程度まで下がります。まるで違う海に遊びにきたかのような気持ちになるので2度楽しめるビーチなのです。

ビーチ

ボートで海上散歩

ボート

シュノーケリングやダイビングだけでなく、ボートの貸出しもしているので、泳ぐのは少し苦手という方でも気軽にアクティビティに参加することができます。

ピピ島内には日本語対応が可能な代理店もあるので、英語が苦手な方でも安心して申し込むことができますよ。

ピピ島内の探索

ピピ島内のお店

ピピ島の魅力は透明度の高い美しい海だけではありません。リゾートホテルや商業施設などが立ち並び、とても活気の溢れる街並みも人気の1つです。カラフルでとてもかわいらしい装飾は見ているだけで楽しい気持ちにさせてくれますよね。

安くて可愛いビーチグッズもすべてそろうので、手ぶらできたとしても問題ないのではないかと思うほどです。

カレー

レストランもびっしりと立ち並んでおり、ローカルのレストランならではのタイ料理を満喫することができるので、お腹も心も満足すること間違いなしですね。お昼だけでなく、夜にはバーやパブも開くので、ナイトライフも楽しむことができますよ。

ピピ島のベストシーズン

ピピ島

ベストシーズン乾季(冬季)

ピピ島の気候は熱帯性気候であるため、大きく分けて乾季(冬季)、乾季(夏季)、雨季の3つに分けることができます。中でもベストシーズンと呼ばれるのは1年を通して雨が少ないといわれている乾季(冬季)の時期です。

11月から3月

乾季(冬季)は11月から3月のため、日本の真冬の時期に南国の楽園へ逃げることができるという、寒いのが苦手な方にとってもベストな時期ということになります。

特に1月から3月は晴天率が高いことで観光客に人気のシーズンのため、この時期に行かれたい方は早めの予約が必要です。

乾季(夏季)4月から5月

4月から5月は乾季(夏季)に入り、1年でもっとも暑い時期です。熱中症対策や日焼けどめ対策はいつも以上にしっかりとすることをおすすめします。

ピピ島を避けたい時期

6月から10月

一番避けたいのが6月から10月の雨季の時期です。降水量が最も多く、1日に何回もスコールが降ることが多いです。

1日中雨が降り続くことは滅多にないようですが、波も通常に比べて高くなり、ビーチでの遊泳が禁止になることもあるそうなので、ビーチを楽しみたい!という方はこの時期を避けて行かれることをおすすめします。

プーケットからピピ島までのアクセス方法

看板

ピピ島までの料金

チケットオフィス

プーケットからピピ島まではツアーで行くのが一般的です。街のツアーガイドなどに頼むと2,800バーツ(約9,500円)くらいがツアーの相場のお値段です。

しかし、ツアーには手数料やガイド費用など、交通費以外の経費が含まれていることが多く、個人的に行く方法と比べると割高になってしうことがほとんどです。

自分で行った場合はバスやフェリーなど、乗り継ぎがありますが、約1,200バーツ(約4,000円)ほどで行くことができるのです。

ピピ島までのアクセス方法

風景

パトンビーチのバス乗り場から「市場」へ向かう

バス

まずはパトンビーチにあるバス停からバスに乗り「市場」まで向かいます。乗車時間は約40分ほど。

バスの料金は1人30バーツ(約100円)。乗り込んで空いている席に座ってからの支払いになります。車掌さんが回ってくるので現金を渡してチケットを貰いましょう。

お釣りもくれるのでぴったりの金額がない場合でも安心ですが、なるべく細かいお金を用意しておくことをおすすめします。

バスの扉が開いたまま走行するのが驚きです。

市場から「ラサダ港」に向かう

人々

市場に到着したらバスを降り、ラサダ港を目指します。ラサダ港まではバイクタクシーかトゥクトゥクで向かうのが一般的です。

どちらも交渉次第で価格が大きく異なります。特に日本人観光客には割高の値段を言われることが多いので、大抵の場合は最初に言われた半額の値段くらいまでは値切ることができます。

相場は100バーツから150バーツ(約340~510円)くらいですが、交渉次第では60バーツ(約200円)になることもあるので、強い心で値切り交渉をしてみてくださいね。

ラサダ港の入場料として別途20バーツ(約70円)がかかるので、ラサダ港に到着したらバイクの運転手さんに渡してあげてください。

ラサダ港からフェリーでピピ島まで向かう

フェリー

ラサダ港に到着するとチケットカウンターがたくさんあるので、「ピピ島」と叫んでいる係りのお兄さんに従ってチケットを購入します。チケット料金は往復1,000バーツ(約3,400円)です。

往復チケットを購入した場合、行きに使ったチケットを帰りもそのまま使いますので、なくさないように保管しておきましょう。乗船時間は約2時間ほどです。

3階建てのフェリーのデッキにはベンチも用意されているので、美しい景色を見ながら冒険気分を味わうことができますよ。指定席ではなく早いもの勝ちなので、少し早めにデッキの席を確保することをおすすめします。

また、1階の席では海底を楽しめるようにフェリーの側面の窓がガラス貼りになっており、まるでアトラクションの潜水艦に乗っているようで、大人も子供も楽しめる、あっという間の2時間を過ごすことができます。

行きと帰りで違った景色を楽しむことができるのもよいですよね。

フェリーの時刻表

フェリー

ラサダ港→ピピ島のフェリー時刻表

  • AM 08:30 - AM 10:30
  • AM 11:00 - PM 13:00
  • PM 13:30 - PM 15:30
  • PM 15:00 - PM 17:00

ピピ島→ラサダ港のフェリー時刻表

  • AM 09:00 - AM 11:00
  • AM 11:00 - PM 13:00 (ハイシーズンのみ)
  • PM 14:00 - PM 16:00
  • PM 14:30 - PM 16:30
ピピ島

フェリーは 1時間半ごとに出航していますが、日本と違い時刻になっても出発しないことが多々あります。30分ほどの遅れもざらにあるようです。

往復チケットを購入の場合、帰りのチケットは購入した当日だけでなく後日でも使用することができるので、ホテルに宿泊予定の場合でも、往復チケットを購入しておくことをおすすめします。

まとめ

ピピ島

息を飲むほど美しいビーチでのんびりと過ごしたい方はもちろん、アクティビティを思いきり体験したい方、安くて美味しいお酒や食事を1日中楽しみたいという方など、様々なニーズに応えてくれる魅惑の楽園ピピ島

ハワイやグアムなど人気のリゾート地とはまた一味違った、ピピ島ならではの大自然にかもしだされるいやしの空間は、プーケットから足を伸ばしてでも、行ってよかったと思わせてくれること間違いなしです。

みなさんも、まるで夢のような楽園の世界を味わってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

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