バンコクから北に約80km離れた場所にあるアユタヤはタイを訪れる観光客にとって、歴史と自然が融合した特別なスポットです。その中でも象乗り体験は、多くの旅行者に人気を集めるアクティビティです。
アユタヤの象乗りでは、古代の遺跡や街並みを背景にしながら、雄大な象の背に揺られるという貴重な経験ができます。アユタヤならではのユニークな体験を通じて、タイの文化と歴史をより深く感じることができるでしょう。
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アユタヤの象乗り概要

アユタヤの象乗りは、特に訪れるべき観光アクティビティとして人気です。この体験は、象に直接触れ合いながら、象使いの指導のもとで安全に進められます。
また、象乗り体験の施設はアクセスが便利で、アユタヤ駅から車で10分程度の場所に位置していることが多いです。

アユタヤの象乗り体験の特徴

アユタヤでの象乗り体験は、他の地域と一線を画す特徴があります。象に乗る時間は通常15分から30分程度が一般的で、コースによっては遺跡周辺や街中を選ぶことが可能です。
料金は1人あたり約500~1,000バーツで、象に乗りながらの写真撮影サービスが含まれる場合もあります。アユタヤでの象乗り体験は街中や遺跡の近くで象に乗れるという、歴史と日常が交わる場所ならではの魅力があふれています。
街中で象乗り体験可能
アユタヤでは、街中で象乗りを楽しめるのが一つの魅力です。市街地の近くに設けられた象乗りスポットでは、象が悠々と街中を歩き回ります。この光景は、観光客だけでなく現地の人々にとっても日常の一部として親しまれています。
象に乗りながら市場や通りを進むと、タイ独特の活気ある街の雰囲気を肌で感じられます。さらに、観光客向けに設けられた休憩スペースや軽食スタンドも充実しており、家族連れやグループ旅行でも安心して楽しめます。
遺跡を見ながら象乗りできる
アユタヤの象乗り体験のもう一つの大きな魅力は、遺跡を見ながら象に乗れることです。特に人気のあるコースでは、世界遺産にも登録されているワット・プラシーサンペットやワット・マハタートの周辺を象の背に揺られながら巡ることができます。
象に乗る高さから見る遺跡は、地上とは違った新鮮な視点を提供してくれるでしょう。また、象のゆったりとした足取りが、観光客にアユタヤの歴史を静かに味わう時間を与えてくれます。この体験は、歴史好きにも自然愛好家にもおすすめです。


アユタヤの象乗りスポット2選

アユタヤで象乗り体験を楽しむなら、エレファントキャンプとエレファントビレッジの2か所がおすすめです。
それぞれ特徴が異なり、どちらもアユタヤならではの魅力的な体験ができます。アクセスも良好で、観光の合間に訪れるのにぴったりです。
エレファントキャンプ
エレファントキャンプは、アユタヤの中心部から近い象乗り体験施設で、観光客から高い人気を誇ります。施設では象の背に乗り、周囲の自然や街の景観を楽しむことができます。短時間の体験コースからゆったり楽しむロングコースまで幅広く用意されており、家族連れやグループ旅行にもおすすめです。
象使いが同伴するので、安全面でも安心して楽しめます。象乗り体験以外にも、象への餌やりや記念撮影などのアクティビティを楽しめます。タイの伝統衣装を着て象乗り体験をするオプションもあり、特別な思い出作りができます。
料金
- 15分コース:500バーツ
- 30分コース:800バーツ
記念撮影オプション:追加200バーツ
営業時間
9:00~17:00(最終受付16:30)
エレファントビレッジ
エレファントビレッジは、歴史的エリアに近い場所にある象乗り施設で、アユタヤの歴史と自然を同時に楽しめるスポットです。この施設では、象に乗りながら遺跡を巡る特別なコースが人気です。
象の生態や保護活動について学べるプログラムもあり、環境意識の高い旅行者におすすめです。遺跡周辺を象に乗って巡るコースが特に好評です。また、象と一緒に記念写真を撮れるサービスもあります。象の保護活動を支援するオプションに参加することで、特別な体験がさらに深まります。
料金
- 15分コース:600バーツ
- 30分コース:1,000バーツ
- 遺跡周辺コース:1,200バーツ
営業時間
8:30~17:30(最終受付17:00)
アユタヤの象乗りの見どころ
アユタヤでの象乗り体験は、世界遺産の遺跡群を象の背中から眺められる特別なアクティビティで、観光客に大変人気です。歴史的な風景を背景に、ゆったりと進む象に乗ることで、まるで古代タイ王国の時代にタイムスリップしたような感覚が味わえます。象との触れ合いも魅力の一つで、子どもから大人まで楽しめます。
エレファントキャンプの見どころ
エレファントキャンプは、アユタヤ歴史公園のすぐ近くに位置しており、象に乗りながら世界遺産の遺跡を間近で鑑賞できるのが最大の魅力です。象の背中からは、ワット・プララームやワット・プラシー・サンペットといった有名な遺跡が一望でき、まるで古代王朝の時代に戻ったかのような気分を味わえます。象がゆっくりと進む中で、遺跡群と自然が織りなす美しい風景を写真に収めることができ、絶好のフォトスポットとしても人気です。
また、象との触れ合い体験もキャンプの魅力で、象に直接餌をあげたり、一緒に記念撮影をすることができます(餌やり体験:約50バーツ)。短時間で遺跡観光と象体験の両方を楽しみたい方や、歴史を感じながらゆったりとした時間を過ごしたいカップルや家族連れにおすすめです。
エレファントビレッジの見どころ
エレファントビレッジは、象とのふれあいや文化体験を重視した施設で、象乗りだけでなく象の生活や象使いの伝統文化を学べるのが特徴です。広々とした敷地内では、象の水浴びや訓練の様子を見学できるほか、希望者は象と一緒に水辺に入り、背中に乗って水しぶきを浴びる体験(約600バーツ)も楽しめます。このユニークな体験は特に子どもや家族連れに大人気です。
象乗りコースでは、自然豊かな風景と共にアユタヤの田園地帯や川沿いを象に乗って散策でき、遺跡観光とは一味違う、のんびりとした時間を過ごせます。特に川沿いルートは、水面に映る象の姿や美しい緑の景色が広がり、心癒されるひとときが味わえます。また、ビレッジ内では象使いの伝統的な生活様式や象との絆について学べる展示もあり、文化に触れながら観光できるのが魅力です。
アユタヤの象乗りベストシーズン
アユタヤでの象乗り体験は年間を通じて楽しめますが、気候によって快適さや体験の質が大きく変わります。特に乾季は快適で観光にぴったりですが、暑季や雨季にもそれぞれの魅力があります。訪れる時期を選ぶ際は、気温や降水量を考慮して計画を立てましょう。
乾季(11月〜2月)
乾季(11月〜2月)は、アユタヤでの象乗りに最もおすすめのシーズンです。気温は約25〜30℃と比較的過ごしやすく、湿度も低いため長時間の屋外活動でも快適に楽しめます。青空が広がる日が多く、象の背中から見渡す遺跡群や緑豊かな景色が一層美しく感じられます。特に朝や夕方は涼しく、象も元気に歩くため快適な体験ができます。
また、この時期は観光シーズンにあたるため、周辺でイベントやマーケットが開催されることもあり、象乗りと合わせて楽しむことができます。快適な気候で写真映えする景色が望めるため、家族旅行やカップルでの観光におすすめなシーズンです。
暑季(3月〜5月)
暑季(3月〜5月)は、気温が35℃を超える日も多く、日中の象乗りは体力を消耗しやすくなります。しかし、早朝や夕方に訪れれば、比較的涼しく快適に体験することが可能です。この時期は観光客がやや少なくなるため、混雑を避けてゆっくりと象乗りを楽しめるのがメリットです。
また、4月のタイの新年「ソンクラン(水かけ祭り)」の期間に訪れると、地域全体が活気に満ちており、象と一緒にお祭りムードを味わえることもあります。暑さ対策として、帽子やサングラス、日焼け止めを準備し、水分補給をしっかり行うことが重要です。暑さに慣れている方や混雑を避けたい方におすすめのシーズンです。
雨季(6月〜10月)
雨季(6月〜10月)は、スコールが降ることが多いですが、雨が長時間続くことは少なく、観光への大きな支障はあまりありません。気温は約28〜32℃で、雨上がりには空気が澄んで涼しさを感じられることもあります。雨季ならではの魅力は、遺跡群の周囲に緑が生い茂り、景色が一層美しくなることです。
特に象に乗って川沿いを巡るコースでは、水面に映る遺跡や木々が幻想的な雰囲気を演出します。観光客が比較的少ないため、落ち着いた雰囲気で象乗りを体験できるのもポイントです。ただし、足元がぬかるみやすいので、防水の靴やレインコートを準備しておくと安心です。雨季は自然を満喫したい方や混雑を避けて静かに楽しみたい方におすすめの時期です。
アユタヤの象乗りスポットまでの行き方

バンコク中心部からアユタヤへのアクセスは複数の方法があり、移動手段によって所要時間や快適さが異なります。最も一般的な方法は電車で、フアランポーン駅からアユタヤ駅まで約1時間半~2時間ほどです。運賃は普通席で約20~50バーツと非常に手頃です。
タクシーや専用車をチャーターすれば、移動時間は約1時間で、費用は片道1,000~1,500バーツが目安です。象乗りスポットはアユタヤ駅から車で10~15分の距離にあり、トゥクトゥクやタクシー、レンタルバイクや自転車を利用するのもおすすめです。象乗りスポットはアユタヤ市内中心部から3~5km圏内にあるため、自転車でも20~30分程で到着します。

エレファントキャンプ
エレファントキャンプは、アユタヤ歴史公園の近くに位置し、アユタヤ駅や市内中心部からアクセスしやすい象乗りスポットです。
- アユタヤ駅からのアクセス
- トゥクトゥク:駅前で簡単に利用でき、所要時間は約10分。料金は片道約100〜150バーツです。手軽で便利ですが、乗車前に料金交渉を忘れずに行いましょう。
- レンタサイクル:アユタヤ駅周辺で自転車を1日約50〜100バーツでレンタル可能。自転車で約15〜20分で到着します。歴史公園周辺を巡りながらアクセスできるため、観光と運動を兼ねたい方におすすめです。
- タクシー/Grab:所要時間約10分で、料金は150〜200バーツ。快適さを重視する場合や家族連れにおすすめです。
- アユタヤ中心部からのアクセス
- 徒歩で約10分。中心部から近いため、歴史公園を散策しながら向かうのもおすすめです。
エレファントビレッジ
エレファントビレッジは、アユタヤ中心部から少し離れた場所にあり、エレファントキャンプよりも広い敷地で象との触れ合い体験が楽しめます。
- アユタヤ駅からのアクセス
- トゥクトゥク:所要時間は約15分。片道料金は150〜200バーツで、往復交渉をすれば300バーツ前後で利用できます。
- レンタバイク:駅周辺でバイクを1日約200〜300バーツでレンタル可能。約10分でアクセスでき、自由に移動したい方におすすめです。
- タクシー/Grab:所要時間約10〜15分で、料金は200〜250バーツ。快適に移動でき、大人数の場合はコストを分担できます。
- アユタヤ中心部からのアクセス
- 自転車:所要時間約20〜25分、レンタル費用は約50〜100バーツ。途中に歴史的建造物が多く、観光を兼ねてのんびり巡ることができます。
- トゥクトゥク:中心部から約10分、料金は片道約100〜150バーツ。短時間で到着できるため、時間を有効に使いたい方に便利です。
アユタヤの象乗りの注意点

アユタヤの象乗りを楽しむ際には、いくつかの注意点があります。
象の背に乗るときの揺れや写真撮影の際のマナー、象使いへのチップなどを事前に把握しておくと、より安全で快適な体験ができます。
揺れに注意
象の背に乗ると、思った以上に大きく揺れることがあります。特に初めての体験では、バランスを崩さないよう注意が必要です。象の背には専用の椅子が設置されていますが、座り方を安定させることが大切です。
手すりをしっかりと握り、急な動きにも備えましょう。また、小さな子どもや高齢者の方が参加する場合、象使いに事前に相談しておくと安心です。揺れに弱い方は、酔い止めを用意するのも良いでしょう。
象乗り中の写真撮影
象に乗りながら写真を撮影する場合は、スマートフォンやカメラを落とさないよう十分注意が必要です。揺れが大きいため、手から滑り落ちてしまうことがよくあります。ストラップを活用し、しっかりと固定しておくことをおすすめします。
また、一部の象乗り施設ではカメラマンによる撮影サービスを提供していることもあります。追加料金がかかりますが、安心して素敵な写真を残すことができます。
象使いへのチップ
象使いは観光客に快適な象乗り体験を提供してくれる重要な存在です。体験後、象使いへのチップを渡すことが一般的なマナーとされています。目安は20~50バーツ程度で、感謝の気持ちを込めて渡しましょう。
特に親切な対応や、記念撮影に協力してくれた場合には、少し多めに渡すと良い印象を与えます。ただし、無理にチップを渡す必要はありませんので、自分の判断で対応しましょう。

アユタヤの象乗りの持ち物
象乗りを快適に楽しむためには、適切な持ち物を準備することが大切です。まず、日差しを避けるための帽子やサングラス、日焼け止めクリームは必須です。象乗りは屋外で行われるため、特に暑い日には水分補給が欠かせません。小さなペットボトルを携帯しておくと便利です。
動きが多いアクティビティのため、バッグや荷物はできるだけ軽くし、斜め掛けバッグやリュックを選ぶと快適です。象に餌をあげることもできるため、小さなバナナなどを持参するのも良いでしょう(施設で購入できる場合もあります)。適切な準備をして、象乗りを存分に楽しんでください。

アユタヤの象乗りスポットでの他の体験
アユタヤの象乗りスポットでは、象乗り以外にもさまざまな体験が楽しめます。象とのふれあいや水浴び体験、象の生態や保護活動について学べるプログラムが充実しており、家族連れや動物好きな方に人気です。観光の思い出作りにぴったりの体験が揃っているので、ぜひ象との特別な時間を過ごしてみてください。
象とのふれあい体験
象乗りの前後には、象とのふれあい体験が楽しめます。施設内では、象に直接餌をあげたり、一緒に写真を撮ったりできるスペースが用意されています。餌やり体験では、バナナやサトウキビ(約50バーツで購入可)を象に差し出すと、長い鼻で器用に受け取る様子が見られます。象の優しい目や穏やかな動きに触れることで、動物との距離が一気に縮まる貴重なひとときです。
写真撮影スポットも多数あり、象の鼻を使ったユニークなポーズや象の背中に乗った状態での記念撮影が可能です。子どもから大人まで楽しめるこの体験は、旅の思い出に残ること間違いなし。特に小さな子どもや初めて象に触れる方におすすめです。
象の水浴びやお世話体験
象好きにはたまらないのが、象の水浴びやお世話体験です。ガイドの案内で象と一緒に川や水場に入り、背中を洗ったり水をかけ合ったりする体験は、象との信頼関係を深めることができます。象が水中で楽しそうに泳いだり、鼻で水を吹きかけてくる姿は愛らしく、笑顔が絶えない時間が過ごせます。体験料は約600〜800バーツで、30分ほどのプログラムが一般的です。
水浴び体験では、象と触れ合うだけでなく、自分自身も水に濡れるので水着や濡れても良い服装で参加するのがポイントです。タオルや着替えを持参しておくと安心です。大人も童心に返って楽しめるこの体験は、カップルや家族で参加すれば特別な思い出になるでしょう。
象の生態や保護活動の学習
アユタヤの象乗りスポットでは、象の生態や保護活動について学べるプログラムも用意されています。施設内の展示スペースでは、象の体の構造や食生活、自然環境における役割について解説されており、大人から子どもまで楽しく学べます。ガイドツアー(約200〜300バーツ)に参加すれば、象がどのように訓練されているのか、象使いとの関係性についても詳しく知ることができます。
特に、象の保護活動についての説明は考えさせられる内容が多く、違法な象の取り扱いや自然破壊の問題に触れることで、観光だけでなく動物福祉についても理解を深められます。象とのふれあいを楽しむだけでなく、彼らを取り巻く環境や課題に目を向けることで、より有意義な観光体験になります。教育的な要素も強いため、子どもの学習体験や社会科見学としてもおすすめです。
まとめ
アユタヤの象乗り体験は、タイの歴史と自然を肌で感じられる貴重なアクティビティです。街中や遺跡の近くで象に乗れるのはアユタヤならではの魅力で、観光の合間に訪れるのにぴったりです。
トゥクトゥクやバス、タクシーなど多彩なアクセス方法を活用し、アユタヤでの特別な体験を存分に楽しんでください。歴史と自然が織りなすこの街で、忘れられない思い出を作りましょう。