バンコクは、世界有数のショッピング天国として知られています。その中でも「セントラルワールド(Central World)」は、東南アジア最大級のショッピングモールの一つです。最新のファッションブランドからグルメ、エンターテインメントまで、あらゆる楽しみが詰まった巨大複合施設です。
観光客にもタイ人にも人気があり、特に休日やイベント時には多くの人でにぎわいます。ショッピングはもちろん、食事やカフェ巡り、映画鑑賞など、1日では足りないほどの魅力が詰まったセントラルワールドの楽しみ方をご紹介します。
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セントラルワールド(Central World)概要

セントラルワールドは、バンコク中心部に位置する約55万平方メートルの広大なショッピングモールです。8つのフロアに分かれ、500以上の店舗が軒を連ねています。タイ国内外のブランドショップはもちろん、高級デパート「ZEN」や「伊勢丹(※2020年閉店)」の跡地を利用した新たなエリアもあり、ショッピングの選択肢は豊富です。
さらに、映画館「SF World Cinema」、アイススケートリンク「The Rink」、さまざまなレストランやカフェ、屋外イベントスペースなども併設されており、買い物だけでなくエンターテインメント施設としても楽しめます。特に12月のクリスマスシーズンには大きなツリーが飾られ、写真スポットとしても人気です。

セントラルワールド(Central World)への行き方

セントラルワールドはバンコクの中心部に位置し、アクセスも非常に便利です。最寄り駅はBTS(高架鉄道)のチットロム(Chit Lom)駅またはサイアム(Siam)駅。どちらもスカイウォーク(高架歩道)で直結しており、徒歩5〜10分で到着します。BTSの運賃は距離によりますが、サイアム駅までなら16〜44バーツ程度。
MRT(地下鉄)を利用する場合は、BTSと接続するスクンビット(Sukhumvit)駅で乗り換えが便利です。タクシーなら市内中心部から60〜150バーツ程度(渋滞時は追加料金あり)、トゥクトゥクは交渉次第ですが100〜200バーツほど。バスなら8〜20バーツで行くことも可能ですが、路線によって所要時間が異なります。

セントラルワールド(Central World)のレストラン

セントラルワールドには、タイ料理、日本食、洋食など多彩なレストランが揃っています。ショッピングの合間に手軽に食事を楽しめるフードコートから、特別な日に利用したい本格レストランまで選択肢が豊富。家族旅行やカップルでの訪問、ひとり旅のランチにもおすすめな飲食店を紹介します。
food world
セントラルワールド7階にある「food world」は、リーズナブルな価格で本格的な多国籍料理が楽しめるフードコート。広々とした開放的な空間には、タイ料理、和食、中華、インド料理、西洋料理など約20店舗が並びます。価格帯は一皿60~150バーツ程度とお手頃で、旅行者でも気軽に利用できます。
カジュアルな雰囲気のため、友人同士や家族連れ、またひとり旅でも安心して食事ができます。特に「カオマンガイ(タイ風チキンライス)」や「パッタイ(タイ風焼きそば)」などの人気のメニューがおすすめです。
Hug Thai
「Hug Thai」は、本格的なタイ料理を手軽に楽しめるカジュアルレストラン。タイ語で「Hug」は「抱きしめる」という意味があり、タイの味を温かく提供するというコンセプトで人気を集めています。おすすめメニューは「トムヤムクン(200バーツ前後)」「ガパオライス(150バーツ)」「ソムタム(青パパイヤのサラダ・120バーツ)」など。
価格もお手頃で、観光客も利用しやすいです。店内は明るくモダンなデザインで、カップルや友人同士のランチ、ディナーにぴったり。辛さ控えめのメニューもあるため、タイ料理初心者にもおすすめです。
ラーメン山頭火
日本でも人気の「ラーメン山頭火」は、バンコクでも本格的な北海道ラーメンが味わえる店です。特に「塩ラーメン(290バーツ)」は、クリーミーなスープと中太麺が絶妙に絡み、現地の日本人駐在員やタイ人にも愛されています。
その他、「とんこつラーメン(280バーツ)」「辛みそラーメン(300バーツ)」も人気メニューです。店内は落ち着いた和の雰囲気で、一人でも入りやすいカウンター席があるのが特徴。バンコクで本格的な日本の味を恋しくなった時におすすめで、男性ビジネスマンやラーメン好きの旅行者におすすめです。
オム ジャパニーズ オムライス & カフェ
「オム ジャパニーズ オムライス & カフェ」は、日本のオムライスをメインとしたカフェスタイルのレストラン。ふわとろの卵に包まれたオムライスが特徴で、「デミグラスオムライス(250バーツ)」「明太クリームオムライス(260バーツ)」などが人気です。
甘めのソースとふんわりした食感は、日本の家庭の味を思い出させると評判です。店内はカジュアルで可愛らしい雰囲気があり、女性客やカップルに人気。食後には「抹茶ラテ(120バーツ)」や「チーズケーキ(150バーツ)」などのデザートも楽しめるため、ショッピングの合間のカフェタイムにもおすすめです。
セントラルワールド(Central World)の遊び場
セントラルワールドはショッピングだけでなく、家族連れやカップル、一人でも楽しめる遊び場が充実しています。子ども向けのプレイグラウンドから大人が楽しめるゲームセンター、静かに過ごせる図書館まで、多彩な施設が揃っています。買い物の合間に気軽に立ち寄れるスポットを紹介します。
プレイモンド(PLAY MONDO)
「プレイモンド」は、子ども向けのインドアプレイグラウンドで、6階に位置しています。色鮮やかな遊具やふわふわのトランポリン、クライミングウォールなどがあり、子どもたちが思いきり体を動かせる空間です。
対象年齢は0〜12歳で、小さな子どもでも安全に遊べるゾーンがあるため、家族連れにぴったり。利用料金は時間制で、約250〜500バーツ程度。保護者向けの休憩スペースもあり、子どもが遊んでいる間に大人はゆったり過ごすことができます。屋内施設のため、暑さや雨を気にせず遊べるのも魅力です。
プレイスクエア
セントラルワールドの広場「プレイスクエア」は、イベントやフェスティバルが頻繁に開催される屋外スペース。特に年末年始には巨大なクリスマスツリーが設置され、フォトスポットとして大人気。その他にもフードフェスやライブイベントが開かれ、訪れるたびに違った雰囲気が楽しめます。
週末は現地のアーティストによるパフォーマンスが行われることもあり、のんびり散策するのにおすすめです。カップルや友人同士で訪れると、バンコクのトレンドを感じながら楽しい時間を過ごせます。
TK Park(図書館)
7階にある「TK Park」は、落ち着いた時間を過ごしたい人におすすめの図書館です。タイ語の本が中心ですが、英語の書籍や雑誌もあり、観光客でも利用できます。館内には静かな読書スペースが広がり、リラックスした雰囲気があります。
入館料は大人20バーツ、子ども10バーツとリーズナブルで、バンコクの喧騒を離れてのんびりしたい一人旅の旅行者や、勉強好きな学生にぴったりの場所です。また、子ども向けの絵本や遊び場もあるため、家族連れにも利用しやすい環境が整っています。
ゲームセンター
セントラルワールド内には、大人も子どもも楽しめるゲームセンターがあります。最新のアーケードゲームやクレーンゲーム、レーシングゲームなどが揃い、友人同士やカップルで競いながら遊ぶのにおすすめです。
特に音楽ゲームや対戦型のゲームは、現地の若者にも人気です。料金は1プレイ10〜30バーツ程度と手頃で、気軽に挑戦できます。ショッピングの合間に気分転換したい人や、アクティブに過ごしたい人におすすめ。デートで訪れるのも楽しく、カジュアルな雰囲気の中で盛り上がれるスポットです。
セントラルワールド(Central World)のお土産

セントラルワールドには、バンコクならではのお土産を購入できるショップが揃っています。ハンドメイド雑貨やタイの伝統工芸品、現地ならではの食品など、家族や友人へのプレゼントにぴったりのアイテムが豊富。観光の記念に、自分へのご褒美としてもおすすめのショップを紹介します。

ハグクラフト(Hug Craft)
「ハグクラフト」は、タイ国内の職人が手掛けるハンドメイド雑貨を取り扱うショップ。温かみのある手作りのアクセサリー、布製品、木工製品などが揃い、他では手に入らないユニークなアイテムが多いのが魅力です。価格帯は100〜1,000バーツ程度と幅広く、手頃な小物から高品質な工芸品まで選べます。
特に、エコバッグや手作りせっけんはお土産として人気です。ナチュラルでおしゃれなデザインが多いため、センスの良いプレゼントを探している女性や、アートやクラフトが好きな人におすすめです。
グッドグッズ(good goods)
「グッドグッズ」は、タイの伝統工芸品やモダンなデザインの雑貨が揃うショップ。タイの有名な陶器「ベンジャロン焼き」や、上質なシルク製品、ハーブを使ったスパグッズなどが人気です。
価格帯は200〜3,000バーツ程度で、高級感のあるアイテムも多いため、大切な人へのお土産や、ちょっと特別なギフトを探している人にぴったり。おしゃれなパッケージのタイ紅茶や、アロマキャンドルも取り扱っており、カップルや女性向けの贈り物としてもおすすめです。
スーパーマーケット(Tops Food Hall)
セントラルワールドの地下にある「Tops Food Hall」は、タイの食材やスナック、お菓子をお土産に買いたい人におすすめなスーパーマーケットです。現地の人も利用するため、価格は比較的リーズナブルで、タイのインスタントラーメン(10〜30バーツ)、ドライフルーツ(50〜200バーツ)、タイ産のスパイスや調味料(100バーツ前後)などが人気です。
特に、マンゴーのドライフルーツやタマリンドキャンディはお土産の定番です。食べ物系のお土産を探している人や、ばらまき用のギフトを探している人におすすめです。
セントラルワールド(Central World)の美容系
セントラルワールドには、買い物や食事だけでなく、美容やリラクゼーションを楽しめるスポットも充実しています。
肌のケアをしたい人や、旅行中の疲れを癒したい人にぴったりの施設が揃っており、手軽に利用できるのも魅力です。美を追求したい人向けのクリニックや、極上のスパ体験ができるスポットを紹介します。
マカリンクリニック(Makalin Clinic)
「マカリンクリニック」は、タイの美容医療の最先端を体験できるクリニックです。肌の若返り治療やフェイシャルトリートメント、ボトックス、レーザー治療など、さまざまな美容メニューが揃っています。特に、毛穴ケアやリフティングの施術が人気で、観光客にも対応してくれます。
価格は施術内容によりますが、フェイシャルトリートメントは約2,000〜5,000バーツ、ボトックスは5,000バーツ前後からと、タイならではのリーズナブルな価格設定も魅力です。高級感のある落ち着いた空間で、肌をリフレッシュしたい女性や、美容に関心のある旅行者におすすめのスポットです。
レッツリラックス(Let’s Relax)
「レッツリラックス」は、タイ全土で展開する高級スパブランドで、セントラルワールド店でも極上のリラクゼーション体験ができます。タイ古式マッサージやアロマオイルマッサージ、フットマッサージなど、多彩なメニューがあり、価格は60分のフットマッサージが約500バーツ、タイ古式マッサージが1時間600バーツ前後と、手頃な価格で本格的な施術を受けられます。
清潔で落ち着いた雰囲気の店内は、カップルや友人同士の利用にもおすすめです。観光の合間に体を癒したい人や、長時間のショッピング後にリラックスしたい人におすすめのスパです。

セントラルワールド(Central World)の生活用品
セントラルワールドには、日常生活に役立つアイテムを取り揃えたショップも多く、日本のブランドや輸入雑貨店も充実しています。旅行中に便利なアイテムを探したり、現地ならではのデザイン家具をチェックしたりするのも楽しみ方の一つ。自分用のショッピングにもおすすめな店舗を紹介します。
ニトリ(NITORI)
「お、ねだん以上。」でおなじみのニトリが、セントラルワールドにも出店。日本と同じく、シンプルで機能的な家具や生活雑貨が揃っています。クッションや収納ボックス、食器類など、旅行中に買ってすぐ使えるアイテムも充実しています。
価格帯は200〜3,000バーツ程度で、日本とほぼ同じかやや高めですが、タイで日本品質の家具を手に入れられるのは嬉しいポイント。駐在員や長期滞在者はもちろん、インテリア好きな旅行者にもおすすめです。
100円ショップ
セントラルワールド内には、日本の100円ショップが出店しており、現地の生活用品をお得に手に入れることができます。日本のダイソーやキャンドゥと同様に、価格は一律60バーツ前後(約200円)で、キッチン用品、文房具、美容グッズなど、幅広い商品が揃っています。
旅行中に必要な小物を揃えたり、お土産用の可愛い雑貨を探したりするのに便利。安くて実用的なアイテムを求める人や、ちょっとしたプレゼントを探している人にぴったりのショップです。
紀伊國屋(KINOKUNIYA)
「紀伊國屋」は、日本語の書籍が豊富に揃う書店で、バンコク在住の日本人にも人気。最新の雑誌やベストセラー小説、ビジネス書、漫画まで幅広いジャンルを取り扱っています。価格は日本の定価より2〜3割ほど高いものの、海外で日本の本を手に入れられる貴重なスポットです。
静かな店内でじっくり本を選べるため、一人でのんびり過ごしたい人にもおすすめ。旅行中の暇つぶしや、長時間のフライトに備えて本を購入するのも良いでしょう。
Asia Books
「Asia Books」は、タイ最大級の英語書籍専門店です。洋書の小説やビジネス書、ガイドブック、デザイン関連の本などが揃い、観光客にも人気があります。タイ文化や料理に関する書籍も豊富で、おしゃれな装丁の本はお土産にもぴったり。
価格は300〜1,500バーツ程度で、特にデザインやアート関連の書籍は見応えがあります。英語の本を読みたい人や、バンコクの文化について深く知りたい人におすすめの書店です。
デザインスクエア(家具)
「デザインスクエア」は、タイ発のスタイリッシュな家具店です。モダンなデザインのソファやテーブル、収納家具などが揃い、おしゃれなインテリアが好きな人にはたまらないスポットです。価格は3,000〜50,000バーツ程度と高級志向ですが、品質が良く、タイならではのデザインも魅力です。
駐在員や長期滞在者はもちろん、日本では見かけない家具をチェックしたい人にもおすすめ。おしゃれなタイのインテリアデザインに触れたいなら、ぜひ訪れてみてください。
まとめ
セントラルワールドは、ショッピング、グルメ、エンターテインメント、美容、生活用品まで何でも揃う巨大ショッピングモールです。BTSチットロム駅やサイアム駅からのアクセスも良好で、1日中いても飽きることがありません。特に、タイならではのハンドメイド雑貨や伝統工芸品を扱うショップ、本格的なタイ料理や日本食が楽しめるレストラン、リラックスできるスパなど、観光客にとって魅力的な要素が詰まっています。
注意点として、週末や祝日は非常に混雑するため、午前中の早い時間帯に訪れるのがおすすめ。また、モール内は広いため、効率よく回るためには事前に訪れたい店舗をリストアップしておくと便利です。バンコク観光の際には、ぜひセントラルワールドでショッピングや食事を満喫し、特別な時間を過ごしてください。