バンコクでショッピングやグルメを楽しむなら、まず訪れたいのがサイアム・パラゴン。タイ国内でも屈指の高級ショッピングモールで、ラグジュアリーブランドから最新のガジェット、タイならではのお土産まで何でも揃います。
広大なフードコートや一流レストラン、さらに水族館や映画館まで完備されており、一日中楽しめるスポットです。観光客はもちろん、タイ人や駐在員にも人気のこのモールで、贅沢なひとときを過ごしてみませんか?
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サイアム・パラゴン概要

サイアム・パラゴンは2005年にオープンした、バンコク中心部に位置する超大型ショッピングモールです。延べ床面積は50万平方メートル以上を誇り、400以上の店舗が入っています。館内にはルイ・ヴィトンやシャネルなどの高級ブランドブティックが軒を連ねるほか、タイ最大級のデパート「パラゴン・デパートメントストア」も併設されています。
さらに、東南アジア最大級の水族館「シーライフ・バンコク・オーシャンワールド」、IMAXシアターを備えた映画館、世界各国の料理を楽しめるフードホールなど、多彩なエンターテインメント施設が充実しています。ショッピングだけでなく、グルメやレジャーまで一度に楽しめる、バンコクを代表する観光スポットです。
サイアム・パラゴンの魅力3つ
バンコクの中心地に位置するサイアム・パラゴンは、ショッピング、グルメ、エンターテインメントが一堂に集まる大型複合施設です。
高級ブランドから日常アイテムまで揃う店舗群や、世界各国の料理が楽しめるレストラン街、そして家族連れにも嬉しいアトラクションが充実しています。観光とショッピングを同時に楽しみたい方におすすめのスポットです。
ショッピング
サイアム・パラゴンは、ファッション、家電、雑貨、化粧品まで、あらゆるジャンルの店舗が揃うショッピングの楽園です。1階から3階にはルイ・ヴィトンやグッチ、プラダなどの高級ブランドが並び、最新のコレクションが豊富に揃っています。
4階には最新の電子機器や生活雑貨、オリジナルのタイ土産が購入できる店舗が多数あり、観光客にも人気です。また、免税サービスも充実しており、海外からの訪問者はさらにお得にショッピングを楽しめます。館内は広々としていて快適な空間が広がり、1日では回りきれないほどの店舗数を誇ります。
グルメエリア
サイアム・パラゴンの地下フロアにあるグルメエリアは、国内外の美味しい料理が一堂に会する食の宝庫です。タイの屋台料理から高級レストラン、カフェまで幅広い選択肢が揃っており、食事や軽食を楽しみたい方にぴったりです。
特に人気なのは、新鮮なシーフード料理を提供するレストランや、本格的な日本食、韓国料理、イタリアンなど国際色豊かなグルメの数々です。価格帯も50バーツの軽食から500バーツ以上の高級料理まで幅広く、予算や気分に合わせた食事が楽しめます。ショッピングの合間に立ち寄れる手軽さも魅力の一つです。
エンターテインメント施設
ショッピングやグルメだけでなく、サイアム・パラゴンはエンターテインメント施設も充実しています。特に人気なのが、地下1階にある「シーライフ・バンコク・オーシャンワールド」。東南アジア最大級の水族館で、サメやエイが泳ぐ巨大水槽や、トンネル型の水中通路など迫力満点の展示が楽しめます。
入場料は大人約990バーツですが、家族連れやカップルで訪れる価値は十分です。また、上階には最新設備を備えた映画館やボウリング場もあり、買い物の合間にリフレッシュするのにおすすめです。雨の日でも1日中楽しめる、バンコク観光の強い味方です。
サイアム・パラゴン行き方

サイアム・パラゴンはバンコクの中心部に位置し、アクセスが非常に便利です。最も簡単な行き方は、BTS(高架鉄道)を利用する方法です。
また、モーターバイクタクシーやタクシーを使うと、渋滞を避けてスムーズにアクセスできます。空港からのアクセスも良好で、スワンナプーム国際空港からはエアポートレールリンクとBTSを乗り継ぎ、約40分で到着可能です。
BTS(高架鉄道)
バンコク中心部からサイアム・パラゴンへは、BTSスカイトレインの利用が最も便利でスピーディーです。BTSシーロム線またはスクンビット線の「サイアム駅(Siam Station)」で下車し、2番出口から直結しているため、雨の日でも濡れずにアクセス可能です。
中心地のアソーク駅やチットロム駅からは約5〜10分、運賃は16〜44バーツ程度とリーズナブルです。電車は5分間隔で運行しているので、待ち時間もほとんどありません。渋滞を避けられるため、特に朝夕のラッシュアワーや週末の混雑時におすすめです。快適で時間通りに移動できるので、観光客にも現地の人にも人気の移動手段です。
タクシー
タクシーは荷物が多い場合や快適さを重視する方におすすめの移動手段です。バンコク中心部(スクンビットやシーロム周辺)からサイアム・パラゴンまでは通常15〜25分程度で到着しますが、交通状況によってはそれ以上かかることもあります。運賃は初乗り料金が35バーツで、中心部からの移動であれば大体80〜150バーツ程度が目安です。
ただし、朝夕のラッシュアワー(7:00〜9:00、17:00〜19:00)は渋滞が激しいため、時間に余裕を持って移動するか、別の交通手段を検討するのが無難です。また、ドライバーにメーターを使用してもらうよう念押しすることをおすすめします。冷房が効いていて快適なため、暑い日や長距離移動の際には便利です。

サイアム・パラゴンフロアガイド

サイアムパラゴンは地下から5階まで、多彩なフロア構成で訪れる人々を魅了します。地下には東南アジア最大級の水族館があり、グルメスポットや銀行は1階と4階にあります。
高級ブランドが集まるのは1階、2階には車や家電、3階には寝具やモバイルショップが並びます。5階には映画館やボウリング場があり、ショッピングやお土産探し以外の楽しみ方も充実しています。

水族館(B階)
B階には「シーライフ・バンコク・オーシャンワールド」があります。敷地面積は10,000平方メートル以上で、600種、30,000匹以上の海洋生物が展示されており、東南アジア最大級の水族館として知られています。
特に人気なのは、巨大なガラスのトンネルを通り抜ける「オーシャントンネル」で、頭上をエイやサメが泳ぐ幻想的な体験ができます。また、水槽の上をボートで渡るアクティビティや、ダイバーと一緒に泳ぐシャークダイブも楽しめます。大人から子どもまで楽しめるスポットです。

レストラン、銀行(G階)
G階はサイアムパラゴンのメインエントランスがあるフロアで、世界各国のレストランが集結しています。タイ料理、日本食、韓国料理、イタリアンなど、幅広いジャンルのレストランが軒を連ねており、中でも有名なタイ料理レストラン「マンゴーツリー」や高級寿司店「すし匠」が人気です。
また、バンコク最大手の銀行もこのフロアに集中しており、カシコン銀行やサイアム・コマーシャル銀行の支店があり、両替や送金の手続きも可能です。観光客だけでなく、ビジネスマンにも便利なフロアとなっています。

ファッション(1階)
1階は高級ブランドショップが集まるエリアで、ルイ・ヴィトン、シャネル、エルメス、グッチなどのブティックが軒を連ねています。タイ国内でも有数のラグジュアリーフロアとなっており、タイの富裕層や海外からの観光客で賑わいます。
また、ブランドアイテムだけでなく、タイ発のデザイナーズブランドも充実しており、「ジム・トンプソン」や「ナラヤ」といったタイシルクブランドも人気です。ファッションに敏感な人には、必ず訪れてほしいフロアです。

車、家電(2階)
2階は車と家電のフロアで、高級車ブランドのショールームが目を引きます。ロールス・ロイス、ポルシェ、マセラティなどのショールームが並び、新車の展示や試乗の予約が可能です。
また、家電エリアには「パワーバイ」や「サムスン」などの家電量販店があり、最新のテレビ、冷蔵庫、スマート家電が揃っています。旅行者向けに小型のガジェットやポータブル家電も販売されているため、お土産選びにもおすすめのフロアです。
寝具、モバイル(3階)
3階は寝具とモバイル関連のフロアになっています。高級寝具ブランド「シモンズ」や「スランバーランド」などが出店しており、質の高いマットレスや枕を購入できます。
また、モバイルショップも充実しており、「アップルストア」や「サムスンギャラクシーショップ」では最新のスマートフォンやアクセサリーが手に入ります。観光客向けのSIMカード販売店もあり、短期滞在者には便利なフロアです。
レストラン、銀行、語学学校(4階)
4階にはレストラン、銀行、語学学校が集まっています。G階にもレストランや銀行はありますが、4階のレストランはよりカジュアルで、家族連れや学生に人気の店舗が多いのが特徴です。「MKスキ」や「オイシラーメン」などのチェーン店が並び、手軽に食事を楽しめます。
また、語学学校も充実しており、「ベルリッツ」や「ウォールストリート・イングリッシュ」など、英語やタイ語を学べるスクールが開校しています。駐在員や留学生にも便利なフロアとなっています。
シネマ、ボーリング(5階)
5階はエンターテインメント施設が集まるフロアで、最大の目玉は「パラゴン・シネプレックス」。IMAXシアターを備えた映画館で、最新のハリウッド映画やタイ映画を楽しむことができます。VIPシートを完備したラグジュアリーシネマもあり、まるで高級ホテルのような空間で映画を鑑賞できます。
また、ボーリング場「ブルーオー・リズム&ボウル」も人気のスポットで、ナイトクラブのような雰囲気の中、音楽を楽しみながらプレイできます。デートや友人との遊びにおすすめなフロアです。
サイアム・パラゴンのフードコートの注目店

サイアム・パラゴンのフードコート「Gourmet Eats」には、バンコクの有名店が多数出店しています。
タイの国民食であるカオマンガイやパッタイ、イサーン料理など、多様なメニューをリーズナブルな価格で楽しめるのが魅力です。ここでは、特に注目の10店舗を紹介します。
ティップサマイ(タイ語: ทิพย์สมัย / 英語: Thipsamai)
「ティップサマイ」は、バンコクで最も有名なパッタイ専門店の一つです。創業80年以上の老舗で、看板メニューの「パッタイ・ホーカイ」は、エビやモヤシ、ニラがたっぷり入った麺を薄焼き卵で包んだ豪華な一品です。
ソースには甘みと酸味のバランスが絶妙な特製タマリンドソースが使われています。価格は約120~200バーツで、店舗で提供される炭火の香ばしさもそのまま味わえます。
サワンバミーガンプー(タイ語: สว่างบะหมี่ก้ามปู / 英語: Sawang Bamee Kha Mu)
「サワンバミーガンプー」は、カニ爪が乗った濃厚なバミー(卵麺)が特徴の麺料理店です。手打ちのもちもちとした細麺に、甘辛い特製ダシが絡み、上には大ぶりのカニ爪やチャーシューがトッピングされています。
スープなしのドライスタイルと、スープありのスタイルが選べ、どちらも約100~180バーツで提供しています。濃厚な味わいながらも、後味がさっぱりとしていて食べやすい一品です。
ナイ アン イエンタフォー(タイ語: นายอ้วนเย็นตาโฟ / 英語: Nai An Yentafo)
「ナイ アン イエンタフォー」は、ピンク色のスープが特徴的なタイ風ワンタン麺「イエンタフォー」の名店。スープの色は発酵させた豆腐を使った特製ソースによるもので、酸味と辛みが絶妙に調和しています。
トッピングには魚団子、揚げワンタン、イカなどが入り、食感のバリエーションも豊か。価格は80~150バーツ程度で、タイならではのユニークな味を試したい人におすすめです。
オントンカオソーイ(タイ語: อองตอง ข้าวซอย / 英語: Ongtong Khao Soi)
「オントンカオソーイ」は、北タイ料理の代表的なカレーラーメン「カオソーイ」の人気店。ココナッツミルクとスパイスが効いた濃厚なスープに、揚げ麺と茹で麺が組み合わさった一品で、食感が楽しいのが特徴です。
チキン、ビーフ、シーフードなどの具材が選べ、ライムや漬物を加えると味の変化も楽しめます。価格は120~180バーツほどで、タイ北部の味を気軽に味わえます。
デーン ネームヌアン(タイ語: แดงแหนมเนือง / 英語: Daeng Namnueng)
「デーン ネームヌアン」は、ベトナム風春巻き「ネームヌアン」が看板メニューのお店。豚肉の発酵ソーセージを野菜やライスペーパーと一緒に包み、甘辛いタレにつけて食べます。
ヘルシーでありながら食べ応えがあり、特に女性に人気です。価格は120~250バーツほどで、セットで頼めばボリューム満点の一皿になります。
ピンクのカオマンガイ(タイ語: โกอ่างข้าวมันไก่ประตูน้ำ / 英語: Go Ang Kaomunkai Pratunam)
「ピンクのカオマンガイ」は、バンコクで最も有名なカオマンガイの店の一つです。ジューシーな茹で鶏と、鶏の旨味が染み込んだジャスミンライスのコンビネーションが絶品です。
特製タレはピリ辛の生姜風味で、鶏の旨味を引き立てます。価格は50~80バーツとリーズナブルで、観光客にも大人気の一品です。
エルビス スキ(タイ語: เอลวิสสุกี้ / 英語: Elvis Suki)
「エルビス スキ」は、タイ風スキヤキ「スキーヘン(汁なし)」が名物の店です。特製ダシで炒めた春雨に、卵やシーフード、野菜を絡めた一品で、香ばしさと甘辛さが特徴です。
特にエビやイカが入った海鮮スキが人気で、価格は120~180バーツほど。辛さの調節もできるため、辛いものが苦手な人でも楽しめます。
ジーラパン(タイ語: จีระพันธ์ / 英語: Jeerapan)
「ジーラパン」は、ムスリム系タイ料理の専門店。特に人気なのは「マッサマンカレー」で、ココナッツミルクとスパイスが効いた濃厚な味わいが特徴です。
牛肉やチキンが選べ、ナンやライスと一緒に食べるのがおすすめ。価格は150~250バーツ程度で、タイ南部のイスラム文化を感じられる一皿です。
クルアポンラマイ(タイ語: ครัวพรละมัย / 英語: Krua Phon Lamai)
「クルアポンラマイ」は、タイのストリートフードの名店。特におすすめは「パットガパオ(バジル炒めご飯)」で、豚ひき肉や鶏肉とバジルをピリ辛に炒めたご飯ものです。
半熟の目玉焼きをトッピングすると、さらに美味しさが増します。価格は80~120バーツと手頃で、現地の味を気軽に楽しめるお店です。
チェンシムイー(タイ語: เฉ่งชิมอี๋ / 英語: Cheng Sim Ee)
「チェンシムイー」は、タイの伝統的なデザートを提供する人気のスイーツ店です。特に有名なのが「ルアムミット(รวมมิตร)」と呼ばれる、さまざまな具材が入ったココナッツミルクベースのデザート。タピオカ、カボチャ、タロイモ、蓮の実、クラッシュアイスなどが入り、甘さ控えめでほんのり塩味の効いたココナッツミルクが絶妙なバランスを生み出します。
また、温かいデザートも人気で、黒ごまペースト入りの団子「ブアローイ(บัวลอย)」や、生姜シロップと一緒に食べる白玉団子「タオスアン(เต้าส่วน)」もおすすめです。価格は一杯50〜100バーツほどで、手頃な価格で本格的なタイスイーツを味わえます。
サイアム・パラゴン以外のおすすめショッピングモール
バンコクにはサイアム・パラゴン以外にも魅力的なショッピングモールが数多くあります。高級ブランドからローカル雑貨まで揃う巨大モールや、ユニークなコンセプトを持つ施設など、買い物や食事、エンターテインメントを一度に楽しめます。ここでは、特に訪れる価値のある3つのショッピングモールをご紹介します。
アイコン・サイアム
アイコン・サイアムは、バンコクのチャオプラヤー川沿いに位置する最新の大型ショッピングモールで、豪華さと多様性を兼ね備えた施設です。
8階建てのモール内には、ルイ・ヴィトンやグッチなどの高級ブランドから、タイのデザイナーブランドまで約500店舗が並び、幅広いショッピング体験ができます。アクセスはBTSゴールドラインの「チャルンナコン駅」直結で、船を利用して訪れることもできます。

ターミナル21
ターミナル21は、「世界一周ショッピング」をコンセプトにしたユニークなモールで、バンコク中心部のアソーク交差点に位置しています。各フロアが異なる都市をテーマに装飾されており、まるで世界旅行をしているかのような気分で買い物を楽しめます。
アクセスはBTSアソーク駅およびMRTスクンビット駅に直結しており、雨の日でも移動が便利です。買い物、食事、観光を一度に楽しめるスポットとして、観光客に人気です。

セントラルワールド
セントラルワールドは、バンコク中心部に位置する東南アジア最大級のショッピングモールで、約550店舗が入っており、ショッピングからエンターテインメントまで幅広く楽しめる総合施設です。
アクセスはBTSチットロム駅およびサイアム駅から徒歩5分と便利で、年末年始には広場で大規模なイベントやイルミネーションが開催され、バンコクの人気観光スポットとして多くの人で賑わいます。

まとめ
サイアム・パラゴンは、バンコク観光で外せないショッピング&エンターテインメントの中心地です。高級ブランドから最新ガジェット、グルメまで何でも揃い、水族館や映画館などのアクティビティも充実。特にフードコートでは、タイの名店の味を手軽に楽しめるのが魅力です。訪れる際は、広大な館内を効率よく回れるよう、事前に行きたいエリアを決めておくと良いでしょう。
また、BTSサイアム駅直結でアクセスも抜群ですが、週末は混雑するため時間に余裕を持って訪れるのがおすすめ。買い物も食事も満喫できるサイアム・パラゴンで、バンコクならではの贅沢なひとときを過ごしてみませんか?