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穴場スポット!無人島のバンブー島を徹底解説!

バンブー島はピピ島やプーケットからアクセスできる美しい島です。

観光地化されていない無人島ですので、ありのままの自然が残されています。
秘境的雰囲気を持つバンブー島は、島を訪れるだけでちょっとした冒険心を刺激されることでしょう。

プーケットからのアイランドホッピングツアーで人気の島ですが、無人島なだけに訪問する際には少し気を付けたいこともあります。

今回は、バンブー島の魅力と楽しみ方、行き方や観光の注意点などについて、一気にまとめてみました。

目次

バンブー島とは

バンブー島は、ピピドン島の北東にある無人島です。
ピピ島の中で最も美しいビーチを持つ島ともいわれている島です。

きめ細かい白砂が広がるビーチにはエメラルドグリーンの海が続きます。
浅瀬には人懐っこい熱帯魚が観察でき、カラフルなサンゴ礁が広がっています。

自然保護区として指定されているため、手つかずの自然がそのままに残されているのです。
まさに、隠れ家的なビーチといってよいでしょう。

バンブー島には青々とした熱帯ジャングルもあります。
ピピ諸島の他の島々と異なり、ヤシの木はあまり生息していません。
断崖絶壁もない、平坦な島なのですね。

ビーチ以外には特に何もない無人島ですが、シュノーケリングや浅瀬での海水浴が楽しめます。

プーケットからの日帰りアイランドホッピングツアーに含まれている場合は、最後に立ち寄ることが多いです。
そのため、午前中は比較的静かです。

バンブー島の魅力

手つかずの自然

バンブー島の最大の魅力は手つかずの自然です。

白い砂浜からはコバルトブルーとエメラルドグリーンの海が広がり、南国の絵葉書そのままの景色を楽しむことができます。
船を降りたらすぐビーチですので、海遊びを即スタートできます。

浅瀬での海水浴

静かな無人島のビーチは浅瀬が広がっているので、子どもさんとの海水浴にもピッタリです。
天気の良い日は波も穏やかで、浮き輪も必要ありません。

ゆったりとくつろいだり写真撮影しましょう。

シュノーケリング

浅瀬では熱帯特有の魚たちがたくさん観察できます。
魚たちは人間が近づいても怖がって逃げたりしないので、シュノーケルマスクが無くても海面から魚影をカンタンに見つけることができます。

でも、もっと間近で海の中を観察するならシュノーケリングがおすすめです。
ツアーに参加する場合は、シュノーケリング用品のレンタルが含まれているプランが一般的です。

ツアー参加しない場合は、道具を自分で持参する必要があります。

バンブー島の施設

バンブー島は自然保護された無人島です。
そのため、機能の整った施設は期待しないようにしましょう。

ただし、観光地として管理されている島ですので、トイレやベンチなどの最低限の施設は備わっています。
売店も一つだけありますが、シャワーや更衣室などはありませんので、そのつもりで準備して出かけてください。

ビーチの日差しはかなり厳しいので、日焼け対策は各自で行う必要があります。

きちんとした休憩所はありませんが、木陰が少しありますので、レジャーシートを持っていけば、ビーチで寝転がってまったりすることもできますよ。

ホテルなどの宿泊施設はありませんが、キャンプして泊まることは可能です。
各旅行会社などで問い合わせてみてください。

バンブー島でのシュノーケリング

バンブー島周辺にはサンゴ礁が生息しており、シュノーケリングスポットとしても人気があります。
ビーチから浅瀬を泳いで熱帯魚を観察したり、サンゴ礁が生息するエリアにアクセスすることができます。

バンブー島に上陸してから現地でシュノーケリング道具をレンタルすることはできません。
ツアーに参加する場合は道具のレンタルが含まれているのが一般的ですが、自力で行く場合は必要なものを持参する必要があります。

バンブー島には港がないので、ボートは砂浜に着きます。
そこからすぐにシュノーケリングを開始することができますが、沖合では他のツアーボートの往来も頻繁ですので、注意しながら海洋世界を楽しみましょう。

バンブー島のシュノーケリングスポット

バンブー島のビーチから沖合に向かって泳ぐとサンゴ礁が生息するエリアに至ります。
ビーチは浅瀬が広がっており、そこで熱帯魚を見ることも容易です。

天気が良い日は波も穏やかで静かな海ですので、子ども連れ旅行者やシュノーケリング初心者にもおすすめなスポットです。

バンブー島周辺で観察できる海洋生物

バンブー島でのシュノーケリングでは、カクレクマノミ、フグ、ウツボ、ウミヘビなどを見ることができます。
運が良ければサメに遭遇することもあります。

ただし、バンブー島周辺は時期によってクラゲも多いため、できればラッシュガードなどがあると安心です。

バンブー島へのシュノーケリングツアー

バンブー島へはプーケットからツアーが開催されていますので、これを利用するのが手軽です。

その他に、プライベートボートをチャーターして行くこともできます。
料金は船ごとの金額になりますが、乗船人数と船のグレードによっても金額が変わってきます。

また、ピピ諸島の他の島を訪れるかどうかによっても左右されます。
自分で交渉して船をチャーターする場合は、シュノーケリング用品のレンタルが含まれているかどうかも確認してください。

バンブー島のベストシーズン

バンブー島での楽しみ方はビーチでまったりしたり、シュノーケリングしたりというスタイルになります。
このため、できればマリンアクティビティにベストなシーズンに出かけたいですね。

その意味ではバンブー島のベストシーズンは雨の少ない乾季になります。
一年中常夏の島ですので、いつでも海に入ることができますが、雨季になると海が荒れやすくなり、海水の透明度も下がってしまいます。

バンブー島周辺の乾季は11月から3月ごろまでですので、この時期がベストシーズンということになります。

この時期、晴れの日が多く、海は穏やかです。
気温は暖かいですが湿度が低めなので、過ごしやすく感じるはずです。
海の透明度も高くなるため、シュノーケリングにピッタリの季節になります。

バンブー島への行き方

バンブー島へプーケットから直接行くにはツアーに参加するか、ボートをチャーターするしかありません。
バンブー島は無人島ですので、この島へ行く定期船はないのです。

プーケット島あるいはピピ島からのアクセス

あるいはプーケットのラサダ港からピピ島までスピードボートかフェリーで行き、そこから船を乗り換えて行くことも可能です。
この場合もピピ島からは、ツアーに参加するか、自力で船をチャーターするかになります。

少し時間と手間がかかりますが、アクセスしにくい島だからこそ、すでに観光地化が進んだピピ島とは異なる「秘境感」があります。

静かに楽しむなら午前中がおすすめ

ただし、プーケット島からのアイランドホッピングツアーで人気の島でもあるので、繁忙期には混み合うことがあります。

日帰りツアーではツアーの最後に訪れるプランが多いため、静かな島を満喫したい人は午前中に上陸できるように狙って行くとよいでしょう。

カヤックで自力で行く方法もあるが…

冒険派の旅行者の中には、ピピ島からカヤックでバンブー島へ行く人もいます。
信頼できるところでカヤックを手配することと、天候に気を付ける必要があり、それなりの経験がある人にはおすすめな方法です。

一般的にはプーケット島やピピ島からのツアーに参加するのがカンタンで、効率的です。

バンブー島へのプライベートボート

旅行会社が運行するツアーに参加すれば、めんどうな手続きや現地語でのやり取りはお任せできるので、圧倒的に楽です。

でも、ツアーでは時間の制限があり、他のツアー客といっしょに行動しなくてはならないという制約がつきものですよね。
特にプーケットからの日帰りツアーの場合、バンブー島での滞在時間は1時間程度しかないプランがほとんどです。

当然ながら、プライベートボートをチャーターしてバンブー島へ行く方が自由度は圧倒的に高いです。
プーケットからのボートチャーターでバンブー島へ行くこともできますが、おすすめはピピ島に一泊してそこからチャーターボートでバンブー島を訪れることです。

ピピ島からのボートチャーター

ピピ島からはトンサイ・ベイからボートをチャーターすることができます。
基本的には船一艘あたりの料金で計算しますので、いっしょに乗り合わせる人が多ければ多いほど、一人当たりの旅費は安くすむことになります。

ただし、自力で交渉する場合は現地語か英語でのやり取りが必要となりますので、言葉に自信がない人にはツアー参加をおすすめします。

バンブー島までのチャーターボート交渉の確認事項

ボートチャーターを交渉する際には、以下のことをしっかり確認してから決めるようにしてください。

  • 何時から何時までのチャーターなのか
  • バンブー島だけに行くのか、それとも他の島々にも上陸するのか
  • シュノーケリング用品のレンタル料が含まれるかどうか
  • バンブー島の入島料が金額に含まれているかどうか
  • ランチが含まれているかどうか
  • 船のグレードと大きさ、乗船人数など

特にピピ島から行く場合、念のため船に屋根がついているかどうか確認するのもおすすめです。

トンサイ・ベイからバンブー島までは1時間から1時間半かかります。
屋根なしのボートの場合、乗船中ずっと日光にさらされることになりますので、それなりの紫外線対策が必要となります。

バンブー島とモスキート島を訪れるプランもおすすめ

バンブー島の隣にあるモスキート島にもシュノーケリングスポットがあります。
2つの島をあわせて訪問するように交渉してみるのもよいでしょう。

バンブー島ツアーのモデルプラン

バンブー島はプーケットからのアイランドホッピングツアーとして人気の島ですので、毎日たくさんのツアーが開催されています。
バンブー島訪問を含むツアーのモデルプランを紹介しておきます。

ピピ島観光+バンブー島ツアー

STEP
早朝4時〜5時 ホテルへお迎え

プーケット島で宿泊しているホテルへツアーの車が迎えにきてくれます。

プーケット島内でもエリアによっては送迎対象外となるところもあります。
その場合は最寄りの指定ホテルでピックアップしてもらえます。

場所によって迎えにくる時間が異なるため、ツアー申し込みのときにしっかり確認してください。

STEP
午前6時〜7時頃 プーケット出発

ツアー会社が利用する港から出発します。
港まで車で送り届けてもらえるので楽です。
プランによってはここで朝食を摂る場合もあります。

プーケットから一気にピピレイ島まで移動します。
約1時間の船旅です。

STEP
午前8時頃 マヤベイ見学

レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」の舞台になったマヤベイを見学します。

自然保護のため、マヤベイへの上陸が禁止されているため、ボート上からの見学となります。
美しいビーチから続く透明度の高い海を背景に写真撮影を楽しみましょう。

STEP
ロザマーベイでシュノーケリング

マヤベイの反対側にあるシュノーケリングスポットです。
ボートの上からも熱帯魚が確認できるくらい透明度が高いです。

鮮やかな熱帯魚だけでなく、さまざまな色や形をしたサンゴ礁を観察できます。

STEP
バイキングケイブ

かつては海賊が暮らしていたため、「バイキングケイブ」と呼ばれるようになりました。

海燕の巣がたくさんあることで有名ですが、ここも自然保護の目的から、現在上陸できません。
ボートからの見学になります。

STEP
正午ごろ ピピドン島でランチ

ピピドン島に立ち寄り、レストランでランチをいただきます。
ブッフェランチが提供されることが多いです。

観光地として開発されつつも、のんびりした雰囲気が漂う離島を楽しむことができます。

STEP
午後1時ごろ バンブー島上陸

静かな無人島、バンブー島へ上陸します。
穏やかなビーチで海水浴したりシュノーケリングしたりして楽しみます。

手つかずの自然が残るバンブー島で記念撮影するのも忘れないでくださいね。

STEP
午後2時 バンブー島出発

バンブー島を満喫したあとはプーケットへ向けて帰路につきます。

STEP
午後3時〜4時ごろ 指定の場所で解散

プーケットの港へ到着後、宿泊しているホテルや指定の場所へ送り届けてもらって解散です。

ツアー内容をよく確認しよう

プーケット発のピピ島+バンブー島ツアーは複数の旅行会社が取り扱っています。

内容と料金は旅行会社やプランによって異なるので、よく確認してから申し込むようにしてください。

ピピ島との組み合わせでバンブー島を訪れる日帰りツアーでは、午後にバンブー島を訪問するプランが多いですが、反対に午前中にバンブー島を訪れ、午後にピピ島へ上陸するパターンもあります。

ボートに無料ドリンクや南国フルーツが用意されているツアーもあります。

バンブー島へ出かける際の注意点

最後に、バンブー島へ行く際の注意点についてまとめておきます。

ツアーやボートチャーターに含まれるものを確認する

バンブー島へ行く際には入島料や国立公園使用料を支払う必要があります。
旅行会社が提供するツアーには、通常これらの料金が含まれていますが、自分でボートをチャーターする場合は注意が必要です。

その他にも、ランチ代金やシュノーケリングに必要な道具のレンタル、ホテルと港間の移動費用が含まれているかどうかもきちんと確認してから申し込むようにします。

入島料や国立公園使用料は自然保護のための費用です。
料金は年齢によって異なりますので、最新情報をチェックしておくと安心です。

シュノーケリング道具を用意して行く

バンブー島は観光地としての開発が行われていない無人島です。
小さな売店があり、飲料水などは購入できますが、シュノーケリング用具のレンタル店はありません。

シュノーケリングツアーであれば、用具の貸し出しが含まれていますが、ツアーに参加しない人は自分たちで用意する必要があります。

水着は着て出かけるのがおすすめ

バンブー島にはトイレはありますが、シャワーや更衣室といった施設はありません。
着替える場所はないので、ホテルを出発する時点から水着を着ておくのがおすすめです。
Tシャツやサンドレスの下に水着を付ける格好で出かけると便利です。

泳いだあとにサッと体を拭くためにタオルも持参したいですね。

濡れてもよい足元で

バンブー島には港や桟橋はありません。
ボートはビーチに着くため、そこでボートを降りて上陸します。

ほぼ間違いなく浅瀬を歩くことになります。
そのため、濡れてもいい足元か、着脱しやすい履き物で出かけましょう。

日焼け対策

乾季のバンブー島は比較的過ごしやすい気候ですが、紫外線は強いです。
アウトドアアクティビティに夢中になっているとあっという間に真っ赤に日焼けしてしまいます。

紫外線対策はしっかり行って出かけるようにしてください。

水分補給

同時に熱中症対策も大切です。
こまめに水分補給して、脱水症状を予防しましょう。

バンブー島では売店でも飲み物を購入できますが、飲料水は持参する方が安心です。

ゴミは持ち帰る

バンブー島は自然保護対象となっている無人島です。
美しい自然環境を守るために、ゴミは持ち帰るようにしてください。

バンブー島を満喫しよう

プーケットから行ける離島の一つ、バンブー島を紹介しました。

手つかずの自然がそのまま温存されているバンブー島は、その他のエリアと異なる魅力を持っています。
いかにも南国風のビーチ写真が撮影できるのもこの島の魅力の一つです。

観光地化されていないだけに不便な点もありますが、それも含めて楽しんでもらいたいです。

隠れ家的ビーチでシュノーケリングできるバンブー島、ぜひプーケット旅行の計画に盛り込んでみてください。

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この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

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