タイ・バンコクにあるベンチャシリ公園をご存じですか?
ここはシリキット現王妃の還暦を祝して作られた緑豊かな公園で、広大な敷地の中にスポーツコートや遊具、健康器具などが設置された、市民の憩いの場です。
バンコクといえば成長が著しい東南アジアの中でも特に急発展を見せており、高層ビルに高級デパート、ルーフトップバーなどが人気ですが、ほっと一息つける癒しの空間がベンチャシリ公園にはあります。
今回はお金をかけずに楽しめる、ベンチャシリ公園をご紹介します。
ベンチャシリ公園への行き方
アクセス方法
公園へのアクセスはとても簡単で行きやすいです。
バンコクには「BTSスカイトレイン」という、日本のモノレールに似た乗り物があり、その「プロンポン駅」の6番出口を出ると、ベンチャシリ公園に沿った歩道に出ます。そのまま西に進むと公園の入り口に到着します。
ベンチャシリ公園基本情報
- 名称:ベンチャシリ公園
- 住所:22-24 Khwaeng Khlong Tan, Khet Khlong Toei, Krung Thep Maha Nakhon 10110
- アクセス:BTSプロンポン駅6番出口から徒歩1分
- 営業時間:5:00〜21:00
- 電話番号:+66 2 262 0810
歩道橋から見たベンチャシリ公園
入り口はいくつかありますが、写真はスクンビット通りに面した入り口です。
公園の奥に見えるのは、マリオットマーキスクイーンズパークというホテル。その他、周りを取り囲むように高級デパートのエンポリアムやエムクォーティエなどが立ち並び、まさに都会の中にある憩いの場です。
ベンチャシリ公園の内部施設
敷地内に入ると、まず広場があります。向かいの大通りとの境に池が作られているので、都会の喧騒(けんそう)から少し切り離された感じがします。
売店や銅像がありますが、この公園内には銅像がいくつもあるので、全て見て回るのも面白いですよ。また、清掃が行き届いているので常に清潔なのもうれしいポイント。夕方になるとランニングをする人たちでにぎわっています。
アウトドアスポーツコート
この公園内には、数種類のスポーツ用コートが設けられています。
日中は日差しが強いので使っている人たちは少ないですが、夕方になると学校や仕事帰りの人たちでかなりにぎわっています。社会人チーム並みに上手な人たちもいるので、スポーツが苦手な方でも見学するだけで楽しめます。
バレーボールやバスケットボールなどのメジャースポーツはもちろん、セパタクローやスケート用のコートも面白いですよ。
無料のヘルスパークエリア
ヘルスパークエリアには懸垂、ダンベル、腹筋ができる器具の他、脚やせできそうなシェイプアップグッズまで、健康器具がたくさんそろっています。
各器具の使用方法が書かれたボードもあるので参考にしてください。器具だけ見るとジムにいるような気分になりますね。
早朝と夕方はここで運動している人たちをよく見かけます。バンコクの人たちの健康意識の高さが伺えますよね。
子ども用プレイグラウンド
子ども向けの公園は2カ所あり、一つは1〜4歳向け、もう一つは5歳くらい向けとなっています。
小さな子が喜びそうなカラフルで楽しそうな遊具ばかり。周りは緑に囲まれているので日陰もあり、地面はマットのような柔らかい素材が敷かれていて転んでも安心です。
まとめ
ベンチャシリ公園はバンコク市民の憩いの場として愛される隠れスポットですが、実は観光客にとっても知る人ぞ知る隠れた人気スポットなのです。
木陰に座ってコーヒーを飲んだり、読書をしたりするのもぜいたくな旅行の楽しみ方ですよね。現地の人たちに混じってスポーツに汗を流してみるのも楽しいですよ。
バンコクを訪れた際はぜひ立ち寄ってみてください!