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プーケット島巡りを楽しむには?おすすめの島々を解説

プーケットの周りにはたくさんの離島があり、複数の島をめぐる島巡りツアーが人気です。プーケットから出発して日帰りできる島巡りツアーは、各旅行会社から参加できます。

でも、離島といっても複数の島があり、それぞれに特徴が異なるので、どこに行けばいいか迷ってしまいますね。今回は、プーケットからの島巡りで遊びに行ける島々とその特徴についてまとめました。

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目次

プーケット島巡りの基本情報

プーケット旅行に行くなら、周辺の離島を訪れる島巡りツアーも楽しんでしまいましょう。離島には、プーケット島とは異なる魅力がたくさんあります。

プーケット島巡りとは

プーケットからの島巡りはたくさんの旅行会社がツアーを提供しています。プーケット周辺には小さな島が点在しており、手つかずの自然が残されています。

そんな島々を巡るツアーが「島巡り」または「アイランドホッピング」とも呼ばれています。プーケット観光に来た際には是非とも体験して欲しいアクティビティです。

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プーケット島巡りの魅力

プーケット周辺には異なる特徴を持つ離島が浮かんでいます。観光地化が進むプーケットに比べて、離島には素朴な雰囲気と手つかずの自然が残されています。

プーケットとは違う楽しみ方ができるのが、島巡りの魅力の一つでしょう。また、島巡りでは複数の島々を日帰りツアーとして回ることができます。効率的に離島訪問ができるので、旅行者にとってはとても便利なのです。

もちろん、島によってさまざまなマリンアクティビティを楽しむことができます。島巡りでできるアクティビティについては後に詳しく説明しています。

プーケット島巡りのベストシーズン

プーケットを含むタイの季節は、主に乾季と雨季、暑季の3つに分かれます。そのうち、島巡りのベストシーズンは、雨が少なく晴れの日が多い乾季です。

乾季は11月から2月となっています。この時期、雨が少ないためアウトドアアクティビティにはぴったりな季節となります。また、海も穏やかな日が続くため、シュノーケリングや海水浴などのスポーツもリラックスして楽しむことができます。

雨季は6月から10月までとなりますが、プーケットは年中暖かいので、雨季であっても海遊びは可能です。雨が多い雨季ですが、梅雨のように連日雨が降り続いて外出できないことはあまりありません。ただし、この時期は季節風が吹くため、場所によっては波が高くなります。

天気予報や海況に注意しながら旅行を計画するとよいでしょう。

プーケット島巡りでできるアクティビティ

プーケット島巡りの楽しみの一つがマリンアクティビティですよね。具体的にどのようなアクティビティができるのか、紹介しておきます。

シュノーケリング

プーケットの周辺には、色鮮やかな熱帯魚やサンゴ礁を観察できるスポットが複数あります。サンゴ礁が美しいことから、「コーラル島(コーラルはサンゴ礁のこと)」と名づけられた島もあるくらいなのです。

これらの島を巡りながらのシュノーケリングは島巡りのメインアクティビティといってもよいでしょう。多くの島巡りツアーにはシュノーケリングが含まれています。シュノーケリングスポットとして特に有名なのは、上に挙げたコーラル島やラチャ島などがあります。

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ダイビング

プーケットといえば、ダイビングが目的で訪れる人も多いです。プーケット発の島巡りにはダイビングツアーもたくさん開催されており、透明度の高い海でダイビングを楽しむことができます。

ダイビングツアーは、ファンダイビングだけでなく体験ダイビングを取り扱っているものもあります。体験ダイビングならライセンスがない人でも気軽に試すことができますよ。

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サンセット鑑賞

プーケット島巡りで訪れる島々は、どこを切り取っても絵葉書のような美しいビーチが広がる島ばかりです。ビーチでの写真撮影や海水浴はもちろん楽しめますが、それに加えてサンセット鑑賞もぜひ検討してもらいたいアクティビティです。

サンセットツアーの場合、午後出発となるケースが多いので、朝早いのが苦手な人にもおすすめです。ディナーが含まれているツアーもあり、自然豊かな離島の夕暮れを眺めながらの夕食を味わうことができます。

ドルフィンウォッチング

プーケット島巡りでは、ドルフィンウォッチングを楽しむこともできます。

ドルフィンウォッチングをメインとしたツアーもあるので、これに参加すればイルカとの遭遇率が高いスポットを巡ることができます。

釣り

釣りが好きな人はフィッシングツアーに参加するのもおすすめです。プーケット周辺の海域では、マガツオやバラクーダ、運が良ければカジキマグロが狙えることもあります。

釣りとその他のアクティビティを組み合わせたツアーもありますが、ひたすら釣りだけを楽しみたい方はボートをチャーターするという方法もあります。

プーケット島巡りに参加する方法

プーケット周辺に浮かぶ離島を訪れる「島巡り」に参加する方法は大きく分けて2つあります。一つは自分で船頭と交渉して島巡りする方法、そしてもう一つは旅行会社が提供する島巡りツアーに申し込む方法です。

公共ボートで行ける島もあるが…

ピピ島など、公共ボート(フェリー)が就航している島もありますので、この場合は公共の交通手段を使って島に遊びに行くことができます。しかし、公共ボートは時間がかかる上にスケジュールに旅行計画が左右されるので、あまり効率的とはいえません。

無人島も多く、ほとんどの離島は公共交通手段でのアクセスができません。そのため離島で宿泊する場合を除き、自分で船をチャーターするか、旅行会社のツアーに申し込むのが現実的です。

旅行会社のツアーに参加する方法

ほとんどの旅行者は、旅行会社が提供している島巡りツアー(アイランドホッピングツアー)に参加して島巡りを楽しんでいます。プーケットにはたくさんの旅行会社があり、さまざまな島巡りツアープランを用意しています。

ツアーに参加すると、めんどうな手続きはすべてお任せできますし、プランによっては宿泊しているホテルまでの送迎が含まれている場合もあります。

複数のスポットを効率よく回ることができ、シュノーケリングの用品レンタルが含まれているプランも多いです。また、昼食やドリンクが含まれているツアーもあるので、内容をしっかり確認して選んでみてください。

自力でボートをチャーターする方法

プーケット島巡りでは、旅行会社のツアーに申し込むのがおすすめです。でも、すべて自力でアレンジしたいという人の場合、直接船頭と交渉してボートをチャーターする方法もあります。

宿泊しているホテルやゲストハウスで、ボートチャーターに対応している船頭を紹介してもらえることもあります。ただし、自力で交渉する場合、英語か現地語でのコミュニケーションが必須です。ボートチャーターの時間や含まれている内容など、詳細までしっかり確認してから利用してください。

難易度が高くトラブルの危険性もあるため、よほど旅慣れている人や、島巡りツアーの経験がある人でない限り、あまりおすすめできない方法です。

プーケット島巡りで訪れることができる主な島とその特徴

プーケット周辺の離島はたくさんあるので、島巡りでは行きたい島を選んでツアーに参加することになります。ここからは、プーケットからの島巡りで訪問できる島とその特徴を紹介します。

それぞれの島の特徴をおさえて、自分の行きたい島をじっくり選んでみてください。

ピピ島

プーケットからの島巡りで最も有名な島といってよいでしょう。ピピ島は、6つの島から構成された、厳密にいうと「ピピ諸島」になります。レオナルド・ディカプリオ主演の映画「ザ・ビーチ」の撮影舞台となったマヤベイがある「ピピ・レー島」はその一つです。

加えて、最も大きな友人島であるピピ・ドン島、ダイビングスポットとして人気のあるビダ・ノーク島、ビダ・ナイ島、バンブー島、モスキート島の6島となります。サメやウミガメとの遭遇率が高いため、シュノーケリングツアーとして訪れる旅行者が多いです。

メインの島、ピピ・ドン島には宿泊施設もあるので、ここに泊まってのんびり自然を楽しむこともできます。プーケットからピピ・ドン島まではフェリーで約2時間の距離です。

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コーラル島

プーケットの南、約10㎞の場所に浮かぶ小さな島です。シャロン湾からスピードボートで15分ほどで到着でき、アクセスしやすいことでも人気の島となっています。美しいサンゴ礁に囲まれていることから名づけられた「コーラル島」は、ダイビングやシュノーケリングスポットとして有名です。

ビーチは遠浅で、一年中比較的穏やかな海況が続きますので、子ども連れの家族旅行にも人気があります。シュノーケリングのほかに、パラセーリングやバナナボートなどの各種マリンスポーツが楽しめます。美しい白砂の長いビーチで知られるロングビーチとバナナビーチの2つのビーチがあり、海水浴やビーチでの記念撮影にもぴったりです。

ビーチ沿いには飲食店やさまざまなショップが建ち並んでおり、ここで滞在することも可能です。

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カイ島

カイヌイ島、カイナイ島、カイノック島という3つの島で構成される、カイ諸島もプーケットからの島巡りで人気が高い目的地です。プーケットの東に位置しており、スピードボートでおよそ20分で到着できます。

巨大な岩でできたカイヌイ島には上陸できませんが、カイノック島とカイナイ島には白砂のビーチがあり、海水浴やビーチからのシュノーケリングができます。カイノック島とカイナイ島のビーチは遠浅ですので、お子さんとの海水浴もリラックスして楽しめます。

島周辺にはカラフルな熱帯魚やサンゴ礁が生息しており、シュノーケリングスポットとしてもよく知られています。カイ島は一年を通じて波が穏やかなため、いつ行ってもシュノーケリングなどのアクティビティを楽しめる点も大きな魅力です。

プーケットからはツアーに参加して行くのが一般的です。距離が近いため、半日で往復できるツアーもあります。

ラチャ・ヤイ島

「ラチャ」は「国王」という意味、「ヤイ」は「大きい」を表すタイ語です。ちなみにタイ語で「小さい」は「ノイ」といいますが、「ラチャ・ノイ島」というのもあって、このあとに紹介しています。

ラチャ・ヤイ島もラチャ・ノイ島も、ダイビングツアーで立ち寄ることが多い島です。プーケットから近いのはラチャ・ヤイ島で、スピードボートで40分くらいの距離にあります。

宿泊施設や飲食店、各種ショップがあるので、この島で滞在してゆっくりダイビングやシュノーケリングを楽しむこともできます。ダイビングスポットとして有名なのが島の東側で、雨季になると特に透明度が高くなります。

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ラチャ・ノイ島

ラチャ・ヤイ島からさらに20分ボートに乗って到着できるのが、ラチャ・ノイ島です。無人島ですが、プーケット周辺の海域では最も透明度が高いといわれています。そのため、ダイビングスポットとして人気が高い目的地です。

東側はサンゴ礁が点在する砂地、西側はごつごつとした岩ビーチで、季節ごとに異なるスポットでのダイビングができます。運が良ければマンタに遭遇できるかもしれない人気の島です。

ヤオ・ヤイ島

こちらもヤオ・ヤイ島とヤオ・ノイ島という大小2つの島が存在しています。プーケット空港の東にあるバンロン桟橋からフェリーが出ており、約1時間で到着できます。

プーケット周辺の離島の中では大きな島ですが、観光地化が進んでいないため、素朴な雰囲気を味わえます。島には熱帯植物が茂るジャングルもあるので、海遊びだけでなく、陸での観光も楽しめます。

ヤオ・ノイ島

ヤオ・ヤイ島からボートでさらに10分の距離にあります。ヤオ・ヤイ島とは異なり、岩がちの幻想的な風景が広がる島です。イスラム教徒が多いことも、他の島々と異なる特徴の一つです。

さまざまな予算に応じた宿泊施設やレストランが点在しているので、ここで宿泊してのんびりするのもおすすめです。この島のホテルを利用する場合は、プーケット東海岸の「アオポー・グランドマリーナ」でホテル専用ボートに乗船できます。

フェリーを利用する場合は、バンロン桟橋からフェリーに乗りましょう。空に向かってそそり立つような岩がちの島では、ロッククライミングもできます。その他、シュノーケリングやダイビングツアーの目的地として訪れる旅行者が多いです。

マイトン島

プーケットの東、スピードボートで約30分の距離に浮かぶ島です。入島制限があるため、日帰りツアーでしか訪れることができません。限られた旅行者のための静かなプライベート島として、特別感を強く感じることができるでしょう。

隠れ家的なスポットとなっています。島の周辺にはイルカと遭遇できる場所があり、運が良ければボートからイルカの群れを見ることができるかもしれません。

シュノーケリングはもちろん、セーリングやシーカヌーなどのマリンスポーツも盛んです。展望台があり、ここから眺めるプーケット島も格別です。特別な記念日に訪れる人も多く、「ハネムーンアイランド」とも呼ばれています。

ピンカン島(ジェームスボンド島)

有名映画「007」シリーズの撮影舞台となったことから、「ジェームズボンド島」と呼ばれています。巨岩がそそり立つダイナミックな地形が特徴的な島です。

島巡りツアーの目的地として人気がある島で、連日多くの旅行者が訪れています。シーカヌーなどのアクティビティが楽しめます。

シミラン諸島

9つの島で構成されるシミラン諸島は、世界有数のダイビングスポットの一つです。西側にはダイナミックなランドスケープが展開し、東側にはカラフルなサンゴ礁が美しいというふうに、異なる海洋風景が楽しめます。

また、時期によっては、ジンベイザメやマンタレイなどの大きな海洋生物と遭遇できる点も、世界中のダイバーを引き付ける要因となっています。

スリン諸島

タイとミャンマーの国境近くに浮かぶ諸島です。海洋部族が住んでいるエリアでもあり、他地域のタイとは異なる雰囲気と手つかずの自然を見ることができます。

スリン諸島もシミラン諸島と同じく、ダイバーに人気のスポットであり、ダイビングツアーで訪れる人気スポットの一つです。島周辺には色鮮やかなサンゴ礁が広がっています。

ハー島

「ハー」はタイ語で「5」を意味しますが、その名の通り、5つの島で構成されています。巨大な洞窟へのアクセスが可能で、ユニークな地形がダイビング愛好者を引き付けています。

ピピ島の南に位置しており、プーケットからのダイビングツアーの人気スポットの一つです。ジンベイザメなど、大物に出会えるチャンスもあります。

ホン島

国立公園に指定されているエリアにある島々で構成されています。引き潮になるとボートが通過できない狭いチャンネルを通り抜けて、ラグーンやビーチへアクセスします。

展望スポットからは360度のパノラマビューが楽しめます。シュノーケリングやシーカヌーツアーに含まれていることが多いです。

パナック島

パナック島は、プーケットからピピ諸島方面へ向かう途中に位置する美しい小島で、特に洞窟探検で有名です。カヤックや小型ボートを使って石灰岩の洞窟を巡り、神秘的なラグーンや隠れたビーチを探索できます。

潮の満ち引きによって見られる景色が変わるのも魅力の一つ。エメラルドグリーンの水と静寂に包まれた環境は、リラックスしたい旅行者や自然を満喫したい人に最適なスポットです。

ロック島

ロック島(コ・ロック)は、プーケットの南西約30kmに位置し、スノーケリングやダイビングの楽園として知られています。透明度の高い海には、色鮮やかな珊瑚礁と熱帯魚が広がり、シュノーケラーやダイバーに人気のスポットです。

白い砂浜とエメラルドグリーンの海が広がる風景は、まさに南国の楽園。人の少ない静かな環境で、リゾート気分を満喫できるのが魅力です。

パニー島

パンイー島とも呼ばれる友人島で、漁を生業とする人々で集落が構成されています。浅瀬に作られた高床式家屋やイスラムモスクなどが見学できます。

水上に浮かぶサッカー場があり、ユニークな観光スポットとなっています。

プーケットの島巡りツアーに参加しよう!

プーケットから参加できる島巡りについて紹介しました。訪問できる島の選択肢が多く、それぞれに特徴が異なります。興味があるアクティビティにあわせて、行ってみたい島の候補を考えてからツアーを選ぶとよいでしょう。

また、単にプーケットの沖合をボートで走るだけでも、旅行情緒を掻き立ててくれます。いかにも南国という雰囲気が体験できますので、ぜひ旅行プランとして検討してみてください。

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ぜひバンコク観光の参考にしてみてくださいね!

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この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

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