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タイ・バンコクでお得に両替するには?おすすめの両替方法を解説

バンコクを訪れる際、旅行者がまず考えるのが「両替」です。現地でのショッピングや食事、観光を楽しむには、タイの通貨であるバーツが必要です。

両替のポイントを押さえることで、よりお得に現金を準備し、バンコク旅行を快適に楽しむことができます。ここでは、タイバーツの基礎知識と、両替に役立つ情報をご紹介します。

目次

タイ・バンコクの両替と通貨

タイの通貨単位はバーツ(THB)で、旅行中の支払いに欠かせません。バンコクには両替所が数多くあり、便利な環境が整っています。

空港、市内の銀行、両替所など、両替できる場所はいくつもありますが、それぞれに特徴があります。旅行中にスムーズな支払いができるよう、為替レートや通貨の種類について知っておきましょう。

タイバーツの為替レート

タイバーツの為替レートは日々変動しますが、2025年1月現在、1日本円は約0.25~0.27バーツ程度となっています。空港でのレートは利便性が高い分、やや割高になる場合が多いです。

一方、バンコク市内の両替所、特にスーパーリッチ(SuperRich)などはレートが良いことで有名です。両替時には手数料がかからない場合もありますが、最新のレートを確認し、複数の場所を比較することをお勧めします。旅行予算を考慮しながら、必要な額を適切に両替しましょう。

通貨の種類

タイバーツには紙幣と硬貨があり、紙幣は20バーツ、50バーツ、100バーツ、500バーツ、1,000バーツの5種類です。硬貨は1バーツ、2バーツ、5バーツ、10バーツ、さらに1サタンや50サタンの小額硬貨もあります。

バンコクでの旅行では、20バーツや50バーツの小額紙幣が便利で、タクシーや屋台などでの支払いに役立ちます。また、1,000バーツ紙幣は大きな買い物向けですが、細かいお釣りが出ない場合もあるため注意が必要です。日常の支払いに適した現金を用意し、効率的に使いこなしましょう。

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バンコクでの両替方法

バンコクを訪れる際には、現地通貨であるバーツを用意する必要があります。両替の方法には、日本国内で準備する方法と、タイ到着後に現地で両替する方法があります。

それぞれのメリット・デメリットを把握し、旅のスタイルに合った方法を選びましょう。

日本で両替する

日本国内でタイバーツに両替する場合、主要な銀行や両替所、空港の外貨両替カウンターが利用できます。日本で事前に両替する利点は、現地で時間を取られる心配がないことです。また、安心感を得られる点も魅力です。

しかし、タイで両替する場合と比べて、レートがやや悪いことが多いため、大きな金額を両替する際にはコストが高くなる可能性があります。旅行初日のタクシー代や食事代など、必要最低限の金額を両替しておくと便利です。

タイで両替する

タイで両替する場合、空港、市内の両替所、銀行など多くの選択肢があります。バンコク市内の両替所、特にスーパーリッチ1965は非常にレートが良く、多くの旅行者に人気です。

また、市内の銀行やショッピングモール内の両替カウンターも便利ですが、手数料が発生する場合があります。現地で両替する際は、最新のレートを確認し、複数の場所を比較することが重要です。両替の際は、パスポートの提示が求められることがあるため、忘れずに携帯しましょう。

バンコク・スワンナプーム国際空港での両替

バンコク到着後、スワンナプーム国際空港内で両替するのも一つの方法です。空港内には銀行系のカウンターやの両替所が複数あります。空港での両替は利便性が高いものの、レートが市内より不利になる場合があるため、小額の両替に留めるのがおすすめです。

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スーパーリッチ1965

スワンナプーム国際空港内やバンコク市内で人気の高い両替所です。レートが良いことで有名で、特に大きな額を両替する際には大きな差が出ることがあります。空港内では24時間営業の店舗もあるため、深夜や早朝の到着でも安心して利用できます。ただし、混雑することが多いため、時間に余裕を持って訪れるのが良いでしょう。

ハッピーリッチ

スワンナプーム国際空港内で見つけやすい両替所の一つで、利便性の高さが特徴です。スーパーリッチ1965と比較してレートが若干劣ることがあるものの、スムーズな手続きが可能で、利用者にとって安心感があります。

英語表記やスタッフの対応がしっかりしているため、初めての旅行者にも使いやすいと評判です。

カシコン銀行

スワンナプーム国際空港内にある主要な銀行の一つで、両替サービスを提供しています。カシコン銀行は信頼性が高く、手数料が比較的低い点が魅力です。

両替カウンターは空港内に複数あり、スタッフが丁寧に対応してくれます。レートは独両替所より少し不利になる場合がありますが、安全性や便利さを重視する方にはおすすめです。

バンコクでの両替場

バンコクは両替の選択肢が豊富で、独両替所から銀行まで様々な施設が利用できます。それぞれの特徴を理解しておけば、よりお得なレートでバーツを手に入れることができます。

ここでは、代表的な両替所や銀行を詳しくご紹介します。

スーパーリッチ1965

バンコクで最も有名な両替所の一つで、鮮やかなオレンジ色の看板が目印です。プロンポンやチットロムの店舗が特に利用しやすく、空港にも支店があります。

店舗内は清潔で、番号札を取って順番を待つシステムが採用されており、混雑していてもスムーズに進みます。高いレートと手数料無料が魅力で、特に大口両替におすすめです。

スーパーリッチタイランド

スーパーリッチ1965の姉妹店で、緑色の看板が目印です。1965と同様にレートが非常に良く、市内の主要エリアに複数店舗を構えています。

店内はモダンで広々としており、快適に利用できます。混雑時でもスタッフが迅速に対応してくれるため、観光客にとって頼りになる存在です。

タニヤ・スピリット

シーロム通り近くのタニヤ通りに位置する両替所で、日本人観光客に人気です。小さな店舗ながら、効率的なサービスが特徴で、スタッフは親切で丁寧です。

ガラス張りの外観が目を引き、外からでも混雑状況を確認できるため、時間を有効に使えます。

ワス

アソークやスクンビットエリアでよく見かける両替所で、シンプルな青い看板が特徴です。派手さはありませんが、堅実なレートと確実なサービスが売りです。

店舗はコンパクトで、駅近くやショッピングモール内にあることが多く、観光や買い物の合間に立ち寄るのに便利です。

エックスワン

プロンポン地区にある人気の両替所で、落ち着いた茶色の看板が目印です。店内はシンプルで、カウンター越しに丁寧な対応を受けられます。

観光客に特化したサービスが充実しており、英語でのやり取りもスムーズです。少額の両替でも対応してくれるため、初めての利用者でも安心です。

カシコン銀行

緑色のロゴマークで知られるタイの大手銀行で、市内や空港の至る所で見かけます。銀行らしい整然とした雰囲気の店舗で、スタッフは制服を着用しており、安心感があります。

銀行系の両替所はレートがやや劣る場合がありますが、安全性を重視したい人にはおすすめです。ATMも併設されている店舗が多いため、24時間現金の引き出しができます。

バンコクの両替の相場

バンコクでの両替相場は、為替レートや両替所によって異なりますが、日本円からタイバーツへのレートはおおよそ1円あたり0.25~0.27バーツが目安です。空港のレートは割高になることが多いため、街中の両替所を利用するのが一般的にお得です。

タイの物価

タイの物価は日本と比べて全体的に安いと言われています。バンコクでは屋台での食事が一食50~80バーツ程度で楽しめる一方、レストランでは300バーツ以上になることもあります。公共交通機関も手頃で、BTS(高架鉄道)の運賃は一回20~60バーツ程度です。

ただし、観光地や高級ホテルでは日本並み、あるいはそれ以上の料金がかかる場合もあります。屋台や市場での買い物、タクシー料金など、小額紙幣や硬貨を多めに用意しておくと便利です。

旅行時に必要なバーツ

バンコクでの滞在中に必要な旅行費用は、旅行のスタイルによって異なります。節約旅行の場合、一日の予算は1,000~1,500バーツ程度で済むこともありますが、快適さを求める場合は2,500~3,500バーツ程度を目安に考えると良いでしょう。

観光地の入場料は200~500バーツが一般的で、高級ショッピングモールやレストランではさらに高額になることもあります。カード決済が普及していますが、ローカルな屋台や市場では現金のみ対応のケースが多いため、現金を適切に用意しておくと安心です。

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バンコクでの両替時のポイント

バンコクでの両替をスムーズに行うには、事前に基本的なポイントを押さえておくことが重要です。必要な持ち物やレートの確認方法、深夜到着時の対応策、余ったバーツの活用方法について理解しておけば、両替に関するトラブルを回避できます。

両替に必要なもの

タイでの両替には、通常パスポートが必要です。一部の両替所ではコピーやデジタル版でも対応可能な場合がありますが、念のため実物を携帯しましょう。日本円の現金は、できるだけ破損や汚れがない状態で準備してください。

破れた紙幣は受け取ってもらえないことが多いです。メリットとして、必要なものを揃えておけば両替手続きがスムーズに進む点が挙げられます。逆に、持ち物が不足していると手続きができず、時間を無駄にするリスクがあります。

深夜便で到着

深夜便でスワンナプーム国際空港やドンムアン空港に到着した場合、まずは24時間営業の両替所を利用するのが便利です。ドンムアン空港でも、一部両替所や小規模なカウンターが深夜まで営業しています。これらの両替所は利便性が高く、安全に現地通貨を手に入れられるのがメリットです。

ただし、空港のレートは市内より割高な場合が多いため、大きな額を両替するより、タクシー代や軽食代など最低限の現金を両替し、翌日市内の両替所を利用するのがおすすめです。

両替レートの見方

両替レートは、掲示板やスクリーンで表示されている「Buy(買い)」と「Sell(売り)」を確認します。旅行者が日本円をタイバーツに両替する際には「Buy(買い)」のレートが適用されます。

レートの見方を把握しておくことで、どの両替所がお得かを簡単に比較できる場合が多いです。一方で、比較に時間がかかることや、人気の両替所では混雑する場合があります。

余ったバーツ

旅行中に使い切れなかったバーツは、日本円に再両替することが可能です。ただし、再両替では手数料がかかるため、余った分は少額にとどめるのが理想です。

もう一つの活用方法として、次回のタイ旅行のために持ち帰る、あるいは空港内の免税店やカフェで使い切ることが挙げられます。

バンコクでの両替時の注意点

バンコクでの両替は簡単ですが、いくつかの注意点を押さえることでトラブルを防ぎ、よりスムーズに進めることができます。

特にパスポートの持参や金額の確認、両替のタイミングなどに気をつけると良いでしょう。

パスポートを持参

タイでは、両替の際にパスポートの提示が求められることがほとんどです。一部の両替所ではコピーやスマートフォンに保存した画像で対応できる場合もありますが、安全のため実物を携帯することをおすすめします。忘れてしまうと両替ができず、時間をロスすることがあります。

また、パスポートが必要なのはセキュリティ強化のためでもあり、個人情報が適切に管理されている点がメリットです。一方で、紛失リスクがあるため、保管には十分注意してください。

まとめて両替

両替は可能な限り一度にまとめて行うのが賢明です。少額ずつ何度も両替すると、そのたびにレートの変動や手間が発生し、効率が悪くなります。特に、両替所ではまとめて両替することで手数料が抑えられる場合もあります。

まとめて両替すると再度両替のために時間を取られることがなく、旅行中の手間を減らせる点が挙げられます。一方で、多額の現金を持ち歩くリスクもあるため、財布やバッグの管理には十分注意しましょう。

両替後の金額確認

両替が完了したら、必ずその場で受け取った金額を確認することが重要です。レシートと照らし合わせ、提示されたレート通りの金額が渡されているか確認してください。間違いや不足があった場合、その場で指摘することで解決できます。

金額確認を怠ると、後から気づいても対応が難しい場合があります。正確な金額を受け取れることで安心して旅行を楽しめます。

まとめ

バンコクでの両替は、旅行の重要な準備の一つです。パスポートの持参、適切なタイミングでの両替、金額確認などの基本的な注意点を押さえておくことで、トラブルを防ぎつつお得に現金を準備できます。

深夜到着時には空港で最低限の両替を行い、市内の独立系両替所でさらに両替することで、レートを有利に活用できます。また、まとめて両替することで効率よく現金を管理し、旅行中の時間を有意義に使えるでしょう。これらのポイントを活用し、快適なバンコク旅行を楽しんでください。

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この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

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