日本で「出前」というと、寿司・ラーメン・蕎麦などを電話注文するシーンを思い浮かべますが、タイのバンコクでは様々な料理を、もっと手軽にデリバリー注文できます。
中でも「フードパンダ」はオンラインで料理を注文するサービスで、初めて利用した時はあまりの便利さに感動しました。
今回はタイの数あるフードデリバリーサービスの中から、フードパンダをご紹介します。
1バーツ=3.4円
フードパンダ概要
フードパンダとは
フードパンダとはタイのオンラインデリバリー・フードサービスです。チェンマイやパタヤなど、バンコク以外の都市でもサービスを展開しています。
登録されているレストランは1,000軒以上で、アイスクリームからヴィーガン料理まで、幅広い料理を選択することができます。
到着時間目安
スマホを数回操作するだけで30分〜1時間後(※目安時間。道路やレストランの混雑状況などにより届く時間は異なります)には温かい料理が自宅まで届く非常に便利なサービスです。
バイクタクシーが発達しているタイだからこそなせるサービスなのかもしれませんが、日本に一時帰国している間はフードパンダが本当に恋しくなります。
フードパンダに登録しよう
フードパンダを利用するには登録(※登録料無料)が必要です。
パソコンから登録する場合はまずフードパンダのサイトに接続し、言語選択で日本語を選んでから「サインアップする」をクリックします。
FACEBOOKアカウントで登録、もしくは氏名・Eメールアドレス・携帯電話番号・パスワードを入力して登録します。
スマートフォンから登録する場合はApple storeもしくはGoogle playに接続し「foodpanda」で検索、アプリをインストールしましょう。
その後の登録方法はパソコン版と同じです。
また、氏名などの基本情報を登録した後に届け先住所も登録しておきましょう。届け先は自宅や勤務先、その他などに分けて登録することができます。
配達員が迷わないよう、マンション名や部屋番号まできっちり記入しましょう。
フードパンダで注文可能な料理
料理はタイ料理をはじめ和食・ベジタリアン・アメリカン・イタリアンなど、料理の種類をキーワードに30種類以上から選べます。
また、ハラル・深夜営業・弁当・カレーなど、さらに細かいキーワードも30種類以上あります。
その他、価格帯で選ぶこともできるので、レストランがたくさんありすぎて迷ってしまっても、ある程度フィルターをかけて絞り込むことができます。
例えば代表的なタイ料理のカオマンガイやパッタイ、トムヤムクンなどはもちろん選べますし、友人とのパーティーシーンであればパスタやピザをチョイスするのも良いでしょう。
フードパンダの注文方法
注文方法は非常にシンプルで、楽天市場やamazonの通販とほとんど変わりません。
(1)アプリに接続
(2)レストランを選択
(3)食べたい料理を買い物かごに
(4)支払い方法を選んで決定
(5)自宅に料理が届く
これだけです。画面は英語表記になっていますが、設定を変更すれば見出しや注文ページを日本語表記にすることも可能です。
店舗別のメニューは英語表記しかない場合が多いですが、画像が掲載されているので料理のイメージはつかめますよ。
また、メニューの閲覧は何時でも可能ですが、注文は店舗が開いている時間帯しかできないので注意しましょう。
フードパンダを実際に使ってみよう
実際に使ってみましょう。今回はどこのレストランも非常に混んでいる平日の12:30に注文してみます。
画像右上にお届け時間が30MINと出ていて、早く届きそうなのでマクドナルドを選択しました。FREE DELIVERYの文字も嬉しいですね。
マクドナルドのページに来ました。FREE DELIVERY は1,000バーツ(約3,400円)以上からでした。今回はそこまで高くなる予定はないため、配達料は別途かかるようです。
EXTRA VALUE MEALSの中からスパイシーチキンバーガーセットを選択、ドリンクはプラス6バーツ(約20円)でアイスコーヒーを選択しました。
買い物かごを見ると配達料として40バーツ(約136円)が加算されています。それでも合計149バーツ(約507円)は安いですね。支払い方法は現金払いしか選べなかったので、現金を選択し「PLACE YOUR ORDER」で決定です。
およそ2分間の操作で30分後には自宅に料理が届くことになりました。
しかし店が混んでいたようで、オーダーが通ったという通知が20分後に届き、料理が届いたのはその30分後だったので、注文完了から自宅に届くまでに要した時間は50分でした。
また、会計時の合計額も149バーツでなく147バーツと、2バーツ安くなりました。
合計額が異なることはあまりないのですが、アプリに表示されるお届け時間は注文完了後変わることがよくあるので、あくまでも目安と思っておいた方が良さそうです。
料理は移動中、保冷・保温バッグに入れられているので、常夏のタイでもアイスコーヒーの氷は溶けておらず、バーガーもポテトも出来たてのような温かさでとても美味しかったですよ。
まとめ
タイ在住の日本人の間ではしばしば「フーパン」と呼ばれ親しまれているフードパンダですが、バンコク都心在住であれば使って損はないと思います。
また、フードパンダ以外にも日本語で注文できるデリバリーサービスが数多くあります。宅配弁当は日本語フリーペーパーの広告欄に必ず掲載されているので、いろいろ食べ比べてみるのも面白いですね。
「今日はちょっとお店のものが食べたいな」という時に手軽に利用できるバンコクのフードデリバリーサービス、ぜひ一度試してみてください。