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ジムトンプソンの家(ジムトンプソン・ハウス)を徹底解説!行き方から見所まで

バンコクには多くの観光スポットがありますが、その中でも「ジムトンプソンの家」は一際特別な存在です。静寂に包まれたこの場所は、賑やかなバンコク市内でタイの伝統文化を感じられるオアシスとして親しまれています。

美しい庭園や伝統的なタイ建築、そしてジム・トンプソンが愛したアートコレクションが詰まったこの家は、タイの歴史と文化の魅力が詰まっています。

目次

ジムトンプソンの家概要

ジムトンプソンの家は、タイシルク業界を世界に広めたアメリカ人、ジム・トンプソンが1940年代後半から収集したタイの伝統建築や芸術品を集約した場所です。この施設は、バンコクの中心地に位置しながらも静かなトーンを保ち、豊かな緑に囲まれています。

彼が愛したタイ建築の住居は、6つの古典的なタイ様式の家を組み合わせて作られており、それぞれがタイ北部や中部の異なる地域から移築されました。ジム・トンプソンの家は現在博物館として一般公開されており、訪問者は彼のコレクションを通じてタイの文化や歴史に触れることができます。

ジムトンプソンの家の見どころ

訪問者を最初に迎えるのは、美しく手入れされた庭園です。熱帯植物が茂るこの庭園は、都会の喧騒を忘れさせる静寂を提供してくれます。家の内部では、タイシルクの美しさやジム・トンプソンが集めた貴重な美術品が目を引きます。例えば、16世紀から19世紀にかけてのタイや東南アジアの工芸品、陶器、木彫りの仏像などがあります。

特に注目すべきは、ジム・トンプソンが自ら設計に関与した建物の配置や内装で、タイの伝統的なデザインと西洋の実用性が見事に融合されています。英語や日本語のガイドツアーも充実しており、彼の人生やタイシルク業界における功績について詳しく学ぶことができます。

ジムトンプソンの家への行き方3つ

ジムトンプソンの家は、BTS「ナショナルスタジアム駅」から徒歩5分とアクセス抜群です。

また、タクシーや配車アプリ、公共バスも利用で手軽に訪れることもでききます。以下ではそれぞれの行き方について紹介していきます。

BTSスカイトレインを利用

ジムトンプソンの家へは、バンコク市内を効率よく移動できるBTSスカイトレインの利用が便利です。最寄り駅はスクンビット線の「ナショナルスタジアム駅(National Stadium)」で、1番出口を出て徒歩約5分の距離です。

駅からは案内板が設置されており、迷わず到着できるでしょう。渋滞の多いバンコクでは、BTSは時間を節約できる移動手段として人気があります。ショッピングモール「MBKセンター」なども近く、観光のついでに訪れるのにも最適です。

タクシーや配車アプリを利用

タクシーや配車アプリ「Grab」を使えば、ジムトンプソンの家まで直接アクセスできます。目的地は「Jim Thompson House」と伝えるだけで運転手に伝わります。料金は出発地によりますが、市内中心部からだとおおよそ100~200バーツが目安です。

交通量の多い時間帯には移動時間が増える可能性があるため、時間に余裕を持って移動すると安心です。便利で手軽な方法ですが、タクシー利用時はお釣りのない場合もあるので小銭を準備しておきましょう。

バスを利用する方法

公共バスは安価な移動手段として利用できます。ジムトンプソンの家付近を通る路線として、29番や34番などがあります。ただし、バンコクのバスは路線が複雑で英語表記が少ないため、初心者にはややハードルが高いかもしれません。

また、停留所がわかりにくいこともあるため、事前にバスの運転手に「ジムトンプソンハウスに行きたい」と伝えると良いでしょう。料金は10~20バーツと非常にリーズナブルなので、現地の人々の暮らしを体験したい方にはおすすめの手段です。

ジムトンプソンの家の料金

ジムトンプソンの家の入場料は、観光客とタイ在住者で異なる場合があります。一般的な観光客の入場料は大人200バーツ、学生は100バーツとなっています。12歳未満の子どもは無料で入場できます。料金には博物館内部の見学およびガイドツアーが含まれており、英語、日本語、中国語などのガイドが提供されます。

また、チケット購入の際にクレジットカードが利用可能であるため、現金を持ち合わせていなくても安心です。美しい庭園や文化的な展示を楽しむためには、約1~2時間の滞在を見込むと良いでしょう。

ジムトンプソンの家のお土産

ジムトンプソンの家には、訪問者に人気のお土産ショップが併設されています。このショップでは、ジム・トンプソンが愛したタイシルクを使った高品質な製品が豊富に揃っています。タイシルクのスカーフやネクタイはもちろん、クッションカバーやバッグといったインテリア雑貨もあり、自分用にも贈り物にも最適です。価格はスカーフが約1,000バーツ前後、クッションカバーが500バーツ程度からと、手頃なものから高級品まで幅広く選べます。

さらに、シルク以外にもタイらしいデザインの陶器やアクセサリー、文具なども販売されています。特に人気なのが、ジムトンプソンのロゴ入り商品や、限定デザインのアイテムです。訪問記念として、または特別なギフトとして、ここでしか手に入らないアイテムを探してみてはいかがでしょうか。

ジムトンプソンの家併設レストラン

ジムトンプソンの家には、観光後にくつろげる併設のレストランがあります。庭園に囲まれた静かな雰囲気の中で、タイ料理やインターナショナルメニューが楽しめるこのレストランは、旅行者にも現地の人々にも人気です。おすすめは、タイの伝統料理であるトムヤムクンやグリーンカレーで、200~400バーツ程度と、質の高い料理を手ごろな価格で堪能できます。

また、タイ式アイスティーやマンゴースティッキーライス(約150~250バーツ)といったデザートも評判です。ランチや軽食の提供に加え、午後には冷たいドリンクを楽しみながら庭園を眺めることも可能です。観光だけでなく、リラックスしたひとときを過ごすのにもぴったりの場所です。

ジムトンプソンの家基本情報

ジムトンプソンの家はバンコク中心部、最寄りの「ナショナルスタジアム駅」から徒歩5分の位置にあります。営業時間は午前10時から午後6時までで、最後のガイドツアーは午後5時が最終となります。入場料は、大人200バーツ、学生100バーツ、12歳未満の子どもは無料です。

入場料金にはガイドツアーが含まれており、日本語を含む複数言語での案内をしてくれます。家の内部は写真撮影が禁止されていますが、庭園エリアでは撮影を楽しむことができます。また、敷地内にはお土産ショップもあり、美しいタイシルク製品やアート雑貨を購入することができます。

・施設名:ジム・トンプソンの家(Jim Thompson House Museum)
・住所:6 Soi Kasemsan 2, Rama I Rd, Wang Mai, Pathum Wan, Bangkok 10330, Thailand
・営業時間:10:00〜18:00(年中無休)
・料金
大人:200バーツ
学生(ID提示):100バーツ
子供(10歳未満):無料(年齢・身長など条件あり)
公式HP:https://www.jimthompsonhouse.com/

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この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

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