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バンコクでの移動方法を解説!交通機関(電車、バス、タクシー、トゥクトゥク、バイク)

タイ・バンコクで移動する手段には、主に電車、バス、タクシー、トゥクトゥク、船などがあります。移動日の天候や道路の混雑具合によって、交通手段を選ぶ必要があります。

雨季で激しく雨が降る日は、道路が大渋滞するので電車で行ける場所へは電車を利用する方が良いでしょう。行き先が駅から遠く、雨が降っている場合はタクシーを使うことになります。

今回は、タイでの交通手段と、その利用法について簡単にご紹介します。

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目次

バンコクの高架鉄道のBTS(スカイトレイン)

1回乗車ごとの切符

バンコクの高架鉄道BTS(スカイトレイン)では、1回乗車ごとに利用できる切符(シングルジャーニーチケット)が販売されています。

運賃は距離に応じて17~47バーツで、各駅の自動券売機またはカウンターで購入可能です。券売機では小銭しか使用できないことがあるため、事前に両替しておくと良いでしょう。

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1日乗車券(ワンデイ・パス)

140バーツ(約490円)で1日乗車券を購入することができます。同日内であれば、何度でも乗り降りできます。短期旅行で1~2日ほど、電車をメインで利用したい人におすすめです。自動券売機では販売していないので、窓口で購入しましょう。

チャージ式ICカード(ラビットカード)

ラビットカードは、SuicaやICOCAのようなチャージ式の交通系ICカードです。オレンジ色のカードを窓口で購入します。2019年2月15日からは、パスポートなどIDの登録が必要になりました。

初回のみカード発行手数料100バーツ(約350円)が必要です。その後は、100バーツ単位でのチャージが可能。

BTS電車だけでなく街中の店舗での買い物など、利用できる場所が増加中です。自動券売機では販売していないので、窓口で購入しましょう。チャージ場所も窓口です。

バンコクの地下鉄のMRT(メトロ)

バンコク市内を走る地下鉄MRTは、旅行者よりも一般客の利用が多い電車です。インスタ映えで有名なナイトマーケット「タラート・ロット・ファイ・ラチャダー」に行くにはこの電車を利用します。

窓口もしくは自動券売機で、黒いコイン型のトークン(IC乗車券)を購入します。初乗りは16バーツ(約56円)です。乗車後は、改札にトークンを入れると回収されます。

チャージ式IC乗車券(ストアード・バリュー・カード)

SuicaやPasmoのようなチャージ式のIC乗車券です。入は各MRT駅のチケットカウンターで可能で、最低100バーツからチャージ可能です。

チャージは駅の券売機またはカウンターで行え、1回のチャージ上限は2,000バーツです。運賃は距離によって16~42バーツ程度で、通常のトークンよりもスピーディーに改札を通過できるため、観光客にも便利なカードです。

定期乗車券

地下鉄の乗り放題の乗車券です。1日券120バーツ(約420円)、3日券230バーツB(約800円)、30日券1,400バーツ(約4,900円)があります。

MRTは1回の乗車運賃が安いので、短期旅行の場合は1回ごとに切符を購入することをおすすめします。定期乗車券は窓口でのみ販売しています。

バンコクのエアポートリンク

エアポートリンクは、スワンナプーム空港とバンコク市内を結ぶ便利な鉄道システムです。渋滞に巻き込まれることなく、速くて安価に移動できるのが魅力で、旅行者に人気の交通手段です。

快適な車両と荷物スペースも備えており、空港から市内中心部や主要観光エリアへのアクセスに最適です。

スワンナプーム空港 → バンコク市内中心部

スワンナプーム空港からバンコク市内中心部へは、エアポートリンクの「エクスプレスライン」と「シティライン」の2種類があります。観光客には、料金が手頃で各駅に停車する「シティライン」が人気です。シティラインでは、空港から「パヤータイ駅」まで直通で運行し、所要時間は約30分、運賃は45バーツです。

パヤータイ駅でBTS(スカイトレイン)に乗り換えることで、サイアムやチットロムといった中心地へのアクセスが簡単です。移動中は渋滞を避けられるため、時間を有効に使いたいカップルや家族旅行に最適です。

スワンナプーム空港 → アソーク・スクンビットエリア

スワンナプーム空港からアソーク・スクンビットエリアへは、エアポートリンクの「マッカサン駅」でMRT(地下鉄)に乗り換えるルートが便利です。シティラインで空港からマッカサン駅までの所要時間は約25分、運賃は35バーツです。マッカサン駅からは徒歩連絡通路を通じてMRTペッチャブリー駅にアクセスでき、そこからアソーク駅までわずか1駅、約3分で到着します。

MRTの運賃は16〜20バーツで、全体の移動時間は約30〜35分程度です。スクンビットエリアはショッピングモールやレストランが集まる人気の観光地で、ビジネスにも便利な立地です。荷物が多い場合でも車内には荷物置き場があるため、快適に移動できます。

バンコクの公共タクシーとグラブタクシー

バンコクでは、公共タクシー(メータータクシー)グラブタクシー(Grab)が利用できます。公共タクシーは比較的安価ですが、運転手によってはメーターを使わないこともあります。

一方、Grabはアプリで料金が確定し、英語対応も可能なため、観光客にとって安心して利用できる移動手段です。

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公共タクシー

タイの公共タクシーは、黄色、ピンク、緑、青など色鮮やかです。運賃は初乗り1キロ35バーツ(約122円)と格安。

タクシーでぼったくられないようにするには、乗る時に「メーター」と伝えましょう。メーター会計を渋る運転手のタクシーには、乗車しないことをおすすめします。

初めから態度が悪い運転手は乗車中に無茶を言ったり、運転が荒かったりと後々で揉める場合が多いです。タクシーを拾ったら、乗り込む前に目的地を伝えましょう。タイの運転手は、目的地によって乗車拒否することもあります。

タクシーに乗車する際は、100バーツ札が手持ちにあるかを確認しましょう。1,000バーツ札では、ドライバーがお釣りを持っていない場合が多いです。また、日本とは違い、車の扉は自分で開け閉めしなければなりません。

ライドシェアアプリ(Grabタクシー)

東南アジアで普及している「Grab(グラブ)」という配車アプリが便利で安全です。GrabはUberのように、タクシーだけではなく一般のドライバーを呼ぶこともできます。目的地はアプリ内の地図で設定するので、伝え方を心配しなくても大丈夫です。

アプリ内で目的地を選ぶと値段が表示されます。値段は通常のタクシーよりも少し高めですが、呼んだ場所まで迎えに来てくれます。

表示された金額で納得したら「Book」を押してドライバーを探します。ドライバーと利用者がマッチすると、アプリ内でドライバーの顔写真やナンバープレートの番号、迎えに来るまでの時間、ドライバーの現在地などが表示されます。

ドライバーが来たら、乗車して目的地まで送ってもらいます。目的地に着いたら、アプリで到着を登録し、ドライバーの評価を行います。

料金はアプリ内で表示された金額を支払いましょう。支払い方法は、事前に登録してあるクレジットカードでの引き落としと、現金払いの2種類です。

バンコクの水上バス

チャオプラヤー川の水上バス(チャオプラヤー・エクスプレス)

BTSサパーンタクシン駅から、船でチャオプラヤー川沿いの寺院ワット・ポーワット・アルンなどに行くことができる交通手段です。旅行客用のツーリスト・ボートと、一般客用のエクスプレス・ボートに分かれているので注意が必要です。

エクスプレス・ボートは1回乗船で一律14バーツ(約49円)、ツーリスト・ボートは1回乗船で一律40バーツ(約140円)です。ツーリスト・ボートは割高ですが、船内のアナウンスなどがタイ語ではなく英語なので、旅行者におすすめです。

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センセープ川の水上バス(センセープ運河エクスプレス・ボート)

バンコク市内のセンセープ運河を行き来するボートです。道路渋滞の多いバンコクでは、渋滞中でも速く移動できて値段も安い水上バスが、庶民の足として人気です。住んでいる場所によっては、通勤手段として利用している人もいます。

チケットは、ボートに乗船してから目的地に応じて支払います。初乗り1駅10バーツ(約35円)~です。ただし、センセープ運河は生活汚水に汚染されているので、不衛生な場所が苦手な方にはおすすめしません。異国情緒はかなり味わえます。

バンコクのバス

バスは、王宮周辺やカオサンロード周辺エリアなど、電車が走っていない場所への移動に便利です。

バンコクのバスにはエアコン付きとエアコンなしの2種類あり、値段が異なります。エアコン付きの場合、初乗り10バーツ(約35円)~、距離によって変動あり。エアコンなしの場合、無料、6.5バーツ(約23円)、9バーツ(約31円)の3パターンあります。

行先についてはバスの先頭に書いてある数字で目的地まで行くバスかどうか確認しましょう。数字だけでは不安な場合は、運転手や周りの人に確認しましょう。路線図はバンコク市内の書店などで、気軽に購入可能です。

お金の支払い方は、乗車後に集金のスタッフが回ってくるので行先を告げて言われた金額を支払いましょう。その際、渡される半券は支払ったという証拠になるので、降りるまで大切に保管しておきましょう。

乗車時には、バス停でバスを待ち乗りたい数字のバスが来たら、手をあげるなど乗る意思を運転手に伝えます。降車時は、目的地の近くになったらボタンを押して降りる意思を運転手に伝えましょう。

路線バスに乗ることができると、同じ距離を移動する場合タクシーよりもかなり安い値段で利用することができます。

バンコクのバイクタクシー

バイクタクシーは、近くまで行きたいけれど道が渋滞していたり、電車が走っていない地域だったりする場合に便利です。電車の1~2駅程度の移動時におすすめです。

オレンジ色のベストを着ているのがバイクタクシーの運転手で、運転手の後ろに乗って目的地まで送ってもらいます。

初乗り料金はおよそ15バーツ~。目的に早く到着できる分、タクシーよりも割高料金です。事故に遭うリスクもあるので、急いでいる場合以外はおすすめしません。

また、2018年頃からは、バイク乗車時のヘルメット着用の取り締まりが厳しくなっていて、清潔ではなさそうなヘルメットを被らされることもあります。

バンコクのトゥクトゥク

タイに旅行に来たら一度は乗っておきたい乗り物の一つです。料金は同じ移動距離で比べてみると、タクシーよりもかなり高めです。

5名程度まで乗車できるので、大人数で楽しく移動するのには便利です。ただし、暑いタイでクーラーのないオープンなトゥクトゥクに長時間乗車すると体力を消耗します。

また、渋滞が起きていると排気ガスをたくさん吸い込むことにもなります。そのため、近距離移動時もしくは渋滞が起きていない夜などに利用することをおすすめします。

バンコクのソンテウ

ソンテウは、バンコクをはじめとするタイ全土で広く利用されている小型トラックを改造した乗り合いバスです。後部にベンチシートが2列設置されていることから、「ソン(二)テウ(列)」と呼ばれています。

屋根が付いているため雨季でも利用しやすく、短距離の移動手段として現地住民に愛されています。運賃は非常に安く、通常は8〜20バーツほどで、車内で料金を支払うシステムです。

バンコクでは主に郊外エリアや住宅地で運行されており、BTSやバスがカバーしにくいエリアへのアクセスに便利です。決まったルートを走りますが、乗客が途中で手を挙げて乗り込み、降りたい場所でブザーを鳴らして降車するため、初心者でも気軽に利用できます。

観光客には少しハードルが高いものの、ローカルな雰囲気を味わえるのが魅力で、タイの日常を感じながら移動したい方におすすめです。

バンコク・空港から市内中心部への移動手段

バンコクにはスワンナプーム空港とドンムアン空港の2つの主要空港があり、空港から市内中心部への移動方法も多彩です。便利さやコスト、所要時間に応じて最適な手段を選べます。エアポートリンクやバス、タクシーが一般的で、渋滞状況によって所要時間が変わるため、スケジュールに合わせた選択が重要です。

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スワンナプーム空港

スワンナプーム空港から市内中心部への最も便利な移動手段は、エアポートリンクの「シティライン」です。空港からパヤータイ駅まで直通で約30分、運賃は45バーツとリーズナブルで、BTSに乗り換えればサイアムやチットロムへのアクセスも簡単です。渋滞を避けたい旅行者に最適です。

また、タクシーを利用する場合は空港1階のタクシー乗り場から乗車でき、市内中心部までの所要時間は30〜60分で、運賃はメーター料金に空港利用料50バーツが加わり約300〜400バーツです。大きな荷物がある場合や深夜到着時におすすめです。その他、空港バスも運行しており、運賃は60バーツ前後で所要時間は約60分です。

ドンムアン空港

ドンムアン空港からバンコク市内中心部への移動には、エアポートバスや電車、タクシーが利用可能です。もっとも手頃な方法はA1バスで、モーチットBTS駅まで約30分、運賃は30バーツ。そこからBTSで市内中心部へアクセスできます。

鉄道を利用する場合、ドンムアン駅からフアランポーン駅まで所要時間は約50分で、運賃は5〜20バーツと格安ですが、本数が限られているため事前確認が必要です。

タクシーを利用すると、市内中心部まで約30〜60分で到着し、運賃は空港利用料50バーツを含め約250〜400バーツ。荷物が多い場合や早朝・深夜の移動におすすめです。目的地や予算に応じて選択すると快適に移動できます。

バンコクの交通機関の注意点

バンコクは交通機関が豊富で便利ですが、快適で安全に移動するためにはいくつかの注意点があります。特に事前の料金確認、安全対策、混雑時間の把握は重要です。

これらを知っておけば、トラブルを避けつつ、ストレスの少ない移動が可能になります。旅行をより快適に楽しむために、以下のポイントを押さえておきましょう。

事前の料金確認

バンコクの交通機関を利用する際は、乗車前に料金を確認することが重要です。BTSやMRTは駅に料金表があり、運賃は16〜59バーツ程度です。プリペイドカード(ラビットカードやMRTカード)を使えばスムーズに乗車できます。

タクシーはメーター制が基本で、初乗りは35バーツですが、まれにメーターを使わず高額請求されることがあります。乗車前に「メーターOK?」と確認し、作動しているかチェックしましょう。トゥクトゥクはメーターがないため、乗車前の料金交渉が必須です。短距離で50〜150バーツが相場ですが、観光地周辺では高くなることがあるため注意してください。

安全確認

バンコクの交通機関では安全対策も重要です。BTSやMRTでは混雑時にスリが発生しやすいため、貴重品は前に抱えるなどの注意が必要です。特に観光客は狙われやすいため、スマートフォンや財布の管理には気をつけましょう。

タクシーは公式乗り場から利用し、Grabなどの配車アプリを使うと安心です。運転手情報や料金が事前にわかり、トラブル防止につながります。トゥクトゥクやバイクタクシーを利用する場合も、ヘルメット着用や速度制限を確認し、安全を最優先にしてください。荷物の盗難防止のため、手荷物は座席に置かず常に手元に置きましょう。

混雑時間

バンコクの交通機関は、特に朝(7:00〜9:00)と夕方(17:00〜19:00)の通勤時間帯に混雑します。BTSやMRTは車内が非常に込み合い、移動に時間がかかることがあります。この時間帯を避けて移動すると、快適に過ごせます。

タクシーやトゥクトゥクもラッシュアワーには渋滞に巻き込まれやすく、通常10分の距離が1時間以上かかることもあります。特に雨天や金曜日の夕方は渋滞がひどくなるため、エアポートリンクやボートなど、渋滞を避けられる交通手段を利用すると便利です。観光地やショッピングモールへの移動は、午前中の早い時間帯が比較的空いていておすすめです。

まとめ

バンコク市内でよく利用されている交通手段をご紹介しました。目的地やその日の都合によって、移動手段を賢く使い分けてみてください。

たくさんお土産を購入したらタクシーで移動するのが便利ですし、荷物が軽くて目的地が駅から近い場合には電車が便利です。運賃も日本と比べれば安いので、無理せずに疲れたらタクシーに乗車するなど、旅を便利に楽しみましょう。

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この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

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