MENU

バンコクの中心部に輝く、ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)

バンコクの心臓部に位置するワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)は、タイの文化と精神性の象徴です。この寺院は、その豪華な建築様式と歴史的重要性で世界中の訪問者を魅了しています。

この記事では、この壮大な寺院の基本情報から見どころ、アクセス方法まで詳しく解説します。

目次

基本情報

  • 名称:ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)
  • URL:
  • 営業時間:8:00~16:30(最終入場 15:30)
  • 料金:タイ人無料、外国人 500 バーツ
  • 住所:Na Phra Lan Rd, Phra Borom Maha Ratchawang, Phra Nakhon, Bangkok
  • 地図:

ワット・プラ・ケオ概要

ワット・プラ・ケオは、タイ王室の寺院であり、国家の守護神とされるエメラルド仏を安置しています。

エメラルド仏は実際には緑色のジェダイトで作られており、タイ国民の信仰の中心です。この寺院は、1782年にラーマ1世によって建立され、タイの仏教芸術の最高傑作の一つとされています。

ワット・プラ・ケオの見どころ


ワット・プラ・ケオの見どころには、その圧倒的な規模と美しさがあります。寺院の敷地内には、複数の建物があり、それぞれがタイの伝統的な建築様式を体現しています。王宮に隣接するこの寺院は、タイの王様によって数世紀にわたり手入れされ、装飾されてきました。

寺院の中心には、エメラルド仏が祀られた本堂がありますが、それ以外にも多くの魅力的な構造物が存在します。その中には、象徴的な黄金のステューパ、華麗な王室のパビリオン、そして壁一面に描かれた精緻な壁画が含まれます。これらの壁画は、タイの歴史や神話を物語っており、訪れる人々に深い印象を与えます。

また、寺院の複合施設内を歩くと、多くの小さな仏像や彫刻に出会うことができます。これらは、タイの仏教芸術の優れた例であり、細部に至るまで繊細な技術が施されています。寺院の庭園もまた、静寂と平和の雰囲気を醸し出しており、訪れる人々に心の安らぎを提供します。

ワット・プラ・ケオを訪れる際には、これらの素晴らしい芸術作品と建築のみならず、その歴史的および文化的意義にも注目していただきたいです。何世紀にもわたるタイの歴史が、この場所には凝縮されています。

ワット・プラ・ケオへのアクセス方法

バンコク市内からワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)へのアクセスは非常に便利です。多くの訪問者は、タクシーやトゥクトゥクを利用して、簡単に行くことができます。タクシーはバンコク市内のどこからでも利用可能で、目的地を伝えるだけで簡単に行くことができます。一方、トゥクトゥクはタイの伝統的な交通手段であり、そのユニークな体験は特に観光客に人気です。

また、公共交通を利用する場合、BTSスカイトレインのサパーンタクシン駅が便利な出発点となります。ここからチャオプラヤー川を渡る船に乗り、ター・チャン桟橋で降りると、ワット・プラ・ケオへは歩いてすぐの場所にあります。このルートは、バンコクの美しい川沿いの風景を楽しみながら移動できるため、特におすすめです。

さらに、MRT地下鉄を利用することも可能です。サナームチャイ駅やワットマンコン駅から徒歩や短いタクシーの乗車でワット・プラ・ケオにアクセスできます。これらの公共交通機関を使えば、バンコクの交通渋滞を避けつつ、効率的に移動することができます。

どの交通手段を選択しても、ワット・プラ・ケオへの道中はバンコクの魅力的な街の景色を楽しむ絶好の機会となります。

ワット・プラ・ケオのベストシーズン

ワット・プラ・ケオを訪れるのに最適な時期は、間違いなく11月から2月の乾季です。バンコクのこの時期は、年間を通じて最も気候が穏やかで、気温も過ごしやすくなっています。暑さが和らぎ、湿度も低くなるため、観光には理想的な条件が揃っています。

特に、12月と1月はタイの伝統的な文化イベントや祭りが多く開催されるため、ワット・プラ・ケオの訪問と併せてこれらのイベントを体験することができます。例えば、新年を祝うカウントダウンイベントや、色とりどりのストリートフェア、地元の食べ物や工芸品を楽しめるマーケットなどがあります。

この時期はまた、タイの観光シーズンのピークでもあるため、ワット・プラ・ケオを含むバンコクの主要な観光スポットは多くの旅行者で賑わいます。したがって、混雑を避けるためには、早めに訪れるか、平日を選ぶことをお勧めします。また、寺院内は礼儀正しい服装を心がけることが重要です。肩や膝を覆う服装を選び、靴を脱いで入るエリアには注意してください。

乾季のバンコクは、ワット・プラ・ケオをはじめとする市内の多くの観光地を探索するのに最高の時期です。この神聖な寺院の美しさを存分に楽しむためにも、最適なシーズンを選んで訪れることをお勧めします。

ワット・プラ・ケオ訪問の注意点

ワット・プラ・ケオを訪れる際のいくつかの重要な注意点があります。この寺院はタイの文化的象徴であり、訪問者には敬意を払うことが期待されています。

服装規定

ワット・プラ・ケオでは厳格な服装規定があります。肩や膝を覆う服装が必要です。タンクトップ、ショートパンツ、ミニスカートは不適切とされています。場合によっては、入り口で適切な服をレンタルすることができます。

写真撮影

寺院内の特定のエリアでは写真撮影が制限されている場合があります。特にエメラルド仏の周囲や内部の礼拝スペースでは、写真撮影が禁止されていることが多いです。常に周囲の標識を確認し、ルールを守ってください。

騒がない

ワット・プラ・ケオは活動的な宗教施設であるため、静かで敬虔な態度を保つことが重要です。大声で話したり、寺院内で走り回ったりすることは避けてください。

入場料金

外国人訪問者は入場料を支払う必要があります。料金は変更されることがあるので、事前に公式サイトで最新の情報を確認してください。

混雑を避ける

ワット・プラ・ケオは非常に人気のある観光スポットなので、特に朝早くか遅い午後に訪れることで混雑を避けることができます。

これらの注意点を守ることで、ワット・プラ・ケオでの経験がより充実し、快適になるでしょう。バンコクのこの壮麗な寺院は、その美しさと文化的重要性で、訪れる価値があります。

ワット・プラ・ケオ周辺のおすすめ観光スポット

バンコクのワット・プラ・ケオ周辺は、文化と歴史の宝庫です。王宮、通称グランドパレスは、タイ王国の象徴であり、かつての王宮です。

その壮大な建築と豪華な装飾は圧巻で、タイの歴史と文化を体感するのに最適な場所です。王宮の敷地内には、ワット・プラ・ケオも含まれていますが、王宮自体も独自の魅力があります。

バンコクの観光地を知りたい方は「バンコクで行きたいおすすめ観光スポット16選」もチェックしてみましょう。

あわせて読みたい
バンコクで行きたいおすすめ観光スポット16選 【ワット・プラ・ケオ(エメラルド寺院)】 ワット・プラ・ケオは、タイ王室の寺院であり、バンコクの歴史的なグランドパレス内に位置しています。この寺院は、エメラル...

ワット・ポー(寝釈迦仏寺)

ワット・ポー(寝釈迦仏寺)は、タイ最古の寺院の一つで、世界最大のリクライニング・ブッダ像があることで有名です。この寺院はタイマッサージの発祥の地でもあり、敷地内でマッサージ体験も可能です。

タイ国立博物館

タイ国立博物館は、タイの歴史、芸術、考古学の展示が豊富で、タイ文化を深く理解するのに最適な場所です。多岐にわたる展示品は、タイの豊かな遺産と多様な文化を示しています。

カオサン通り

カオサン通りは、バックパッカーの聖地として有名で、安価な宿泊施設、地元のストリートフード、手頃な価格のショッピングが楽しめます。夜には活気あるナイトライフが楽しめる場所でもあります。

チャオプラヤー川沿い

チャオプラヤー川沿いの散歩もお勧めです。川沿いには多くのレストランやカフェがあり、美しい川の景色と共に食事やドリンクを楽しむことができます。また、川を渡ってター・プラチャンの市場を訪れるのも一興です。ここでは、地元の工芸品やタイの伝統的なお土産を購入することができます。

ワット・プラ・ケオ周辺は、バンコクの中心部に位置し、歴史、文化、食、ショッピング、ナイトライフと、あらゆる面でタイを体験するのに最適な場所です。

まとめ

ワット・プラ・ケオは、その壮麗な美しさと歴史的重要性で、タイを訪れる旅行者にとって外せない観光地です。この記事で紹介した情報を参考に、エメラルド寺院の魅力を存分にお楽しみください。

  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

目次