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バンコクのワット・サケットは黄金の丘!行き方から楽しみ方まで

タイの首都バンコクには、多くの寺院がありますが、その中でも「ワット・サケット」は高台からの絶景と静かな雰囲気が魅力の寺院です。

ゴールデンマウントとも呼ばれるこの場所は、市内の喧騒から少し離れ、心を落ち着かせるひとときを楽しめる絶好のスポットです。

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目次

ワット・サケット概要

ワット・サケットは、バンコクの旧市街に位置する歴史ある寺院です。黄金に輝く仏塔が高台の上にそびえ、市内を一望できる展望スポットとしても人気があります。

この寺院は、朝から夕方まで訪れることができ、特に日の出や夕暮れ時にはその眺望が一層素晴らしくなります。

ワット・サケットの歴史

ワット・サケットの歴史は16世紀に遡り、アユタヤ王朝時代に建設されたとされています。その後、ラーマ1世によって再建され、さらにラーマ3世の時代には仏塔の建設が試みられましたが、地盤の問題で一時中断されました。

しかし、19世紀後半にラーマ4世の指導の下、現在のゴールデンマウントが完成しました。この仏塔には仏陀の遺骨が納められており、多くの参拝者が訪れる場所としても知られています。

ワット・サケットの魅力

バンコクの歴史ある寺院ワット・サケット(黄金の山寺院)は、美しい仏塔と市内を一望できる絶景で多くの観光客を魅了しています。頂上に続く長い階段を登ると、穏やかな雰囲気とタイの歴史を感じることができ、静かに心を落ち着けられるスポットです。都会の喧騒を離れて、ゆったりとした時間を過ごせるのが魅力です。

黄金の仏塔

ワット・サケットの象徴である黄金の仏塔(チェディ)は、高さ約58メートルで、遠くからでもその輝きを放っています。仏塔の内部には仏陀の聖遺物が安置されており、多くの信者が参拝に訪れます。特に、仏塔が夕陽に照らされる時間帯は神秘的な雰囲気に包まれ、訪れる人々を魅了します。

寺院の歴史はアユタヤ時代に遡り、バンコクで最も古い寺院の一つとして知られています。建築美と歴史が融合した空間は、文化や伝統を深く感じられる場所として、歴史好きや文化体験を求める旅行者におすすめです。

絶景パノラマビュー

ワット・サケットのもう一つの魅力は、頂上から望むバンコク市内のパノラマビューです。約300段の階段を登ると、360度の絶景が広がり、王宮やワット・アルン、さらには遠くの高層ビル群まで見渡せます。特に早朝や夕暮れ時は、柔らかな光に包まれた街並みが美しく、写真撮影スポットとしても大人気です。

登る途中には鐘や太鼓が設置されており、鳴らしながら願い事をする参拝者も多く、楽しみながら登れるのも魅力の一つです。バンコクの景色を一望できるこの場所は、カップルのデートや友人との思い出作りにぴったりです。

心落ち着く空間

市内中心部に位置しながらも、ワット・サケットは穏やかで静かな雰囲気が漂う癒しのスポットです。寺院の敷地内は緑豊かで、頂上へ向かう途中には小さな滝や仏像、風鈴が飾られた通路があり、自然と心が落ち着きます。

頂上からはバンコク市内を一望でき、早朝や夕暮れ時は特に美しい景色が広がります。都市の喧騒を見下ろしながら、静かに座って過ごせば、旅の疲れや日常のストレスも自然と和らぐことでしょう。観光の途中でゆっくりとした時間を過ごしたいカップルや家族連れ、心をリフレッシュしたい旅行者に特におすすめです。

ワット・マハタート観光ベストシーズン

ワット・マハタートを訪れるなら、快適に観光できる時期や混雑を避けるタイミングを選ぶのが重要です。特に、タイの乾季にあたる11月〜2月は気候が穏やかで、快適に散策が楽しめます。また、平日は観光客が比較的少なく、落ち着いた雰囲気の中で歴史を感じられるのが魅力です。

乾季(11月〜2月)

ワット・マハタート観光のベストシーズンは、タイの乾季(11月〜2月)です。この時期は気温が約25〜30℃と比較的過ごしやすく、湿度も低いため長時間の屋外観光でも快適です。青空が広がる日が多く、遺跡の赤レンガと青空のコントラストが美しく写真映えするのも嬉しいポイントです。

12月には周辺エリアで現地の祭りやイベントが開催されることもあり、観光と一緒に文化体験を楽しむのもおすすめです。この快適な季節は、家族旅行やカップルでのんびりとした観光におすすめです。

平日がおすすめ

ワット・マハタートをじっくり楽しみたい方には、平日の訪問がおすすめです。週末や祝日はタイの参拝客や観光ツアーで混雑しやすく、人気の仏頭が埋まった木の根元などは写真撮影の列ができることもあります。一方、平日は比較的観光客が少ないため、落ち着いた雰囲気の中で歴史的な遺跡をじっくりと鑑賞できます。

特に早朝の時間帯は涼しく、静寂に包まれた遺跡を歩くことで、まるで過去にタイムスリップしたかのような感覚が味わえます。また、混雑が少ない平日なら、周辺の他の遺跡もスムーズに巡れるため、1日でアユタヤの魅力をたっぷりと満喫できます。時間に余裕がある旅行者や、写真撮影を楽しみたい方におすすめです。

ワット・サケットへの行き方

バンコク中心部からワット・サケットへのアクセス方法は複数あり、それぞれにメリットがあります。タクシー、船、バスなどを利用して、時間や予算に応じて選ぶことができます。

タクシーで行く

タクシーは、ワット・サケットへの最も便利で快適な移動手段です。バンコク中心部から約20〜30分程度で到着し、料金は100〜150バーツほどです(渋滞状況により変動)。エアコン付きで快適に移動できるため、特に暑い日や荷物が多い場合にはおすすめです。

タクシーを利用する際は、運転手にワット・サケットまたはゴールデンマウントと行き先を伝えれば、スムーズに案内してくれます。タクシーはぼったくられることが多いため、メーターを使用していることを確認するか、乗車前に料金を交渉するのがポイントです。

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船で行く

バンコクの伝統的な移動手段を楽しみたい方には、運河を利用する方法がおすすめです。サーンセープ運河のボートに乗り、パンファー・リラット船着場で下船すると、ワット・サケットまで徒歩約10分です。船の運賃は10〜20バーツ程度と非常にリーズナブルで、渋滞を避けてスムーズに移動できるのがメリットです。

また、運河から眺めるバンコクのローカルな風景も旅の思い出になります。ただし、船着場周辺は少し歩く必要があるため、歩きやすい靴を用意しておくとよいでしょう。

バスで行く

バスは最も経済的な方法で、ローカルな雰囲気を体験したい人にぴったりです。バンコク中心部からは、8番、15番、47番、49番などのバスがワット・サケットの近くを通ります。

料金は10〜20バーツ程度と非常に安価で、移動中にバンコクの街並みを楽しめるのが魅力です。ただし、バス停の場所やルートを事前に確認することをおすすめします。バンコクのバスは停車時間が短いため、乗車時には素早く行動することがポイントです。

ワット・サケットの拝観料

ワット・サケットの拝観料は50バーツと非常に手頃で、気軽に訪れることができます。この料金で、歴史ある寺院の雰囲気を堪能し、頂上からの素晴らしい景色を楽しむことができます。寺院の拝観時間は毎日午前9時から午後7時までですが、特に朝や夕方の時間帯は静けさと美しい光景を味わえるおすすめの時間です。

拝観料は、寺院の維持や管理に充てられており、訪問者はその一部となることで文化遺産の保護に貢献できます。また、拝観料とはべつに、現地で小額の寄付をすることも可能で、仏教文化に敬意を示す意味でもおすすめです。

ワット・サケットの楽しみ方

ワット・サケットでは、黄金の丘の階段を登る体験や、頂上の仏塔内部の静けさ、さらに頂上からのパノラマビューを楽しむことができます。

これらの体験を通じて、バンコクの歴史と文化を深く感じられるでしょう。それぞれの楽しみ方を詳しくご紹介します。

黄金の丘の頂上へ

黄金の丘への道のりは、344段の階段をゆっくりと登ることから始まります。階段は緑に囲まれ、途中には風鈴が吊り下げられており、その柔らかな音が心を落ち着けてくれます。仏教の装飾が施された小さな像や祈りの場が点在しており、歴史や文化を感じながら登ることができます。

階段の傾斜は急ではないため、体力に自信がない方でも安心です。途中の休憩ポイントからも市内を見渡せる景色が広がり、登る過程自体が特別な体験となるでしょう。

頂上の内部

頂上にたどり着くと、黄金に輝く仏塔の内部に入ることができます。仏塔内部には、仏陀の遺骨が安置されており、訪れる人々が祈りを捧げる神聖な空間となっています。装飾はシンプルでありながら、荘厳な雰囲気を醸し出しており、訪問者に深い感動を与えます。

内部には仏教の経典や小さな仏像も展示されており、タイ仏教の世界観に触れる貴重な機会です。この静寂な空間での時間は、心を落ち着け、自分と向き合うきっかけにもなるでしょう。

黄金の丘頂上からの景色

ワット・サケットの最大の魅力とも言えるのが、頂上からの景色です。高台に位置するため、バンコク市内のパノラマビューを一望できます。近隣の寺院や歴史的な街並み、さらには現代的な高層ビルまで、バンコクの多彩な表情を楽しむことができます。

特に夕暮れ時には、空がオレンジ色に染まり、日没後の街のライトアップとのコントラストが幻想的な風景を作り出します。ここから眺める景色は、訪れた人々の心に深く刻まれる特別な体験となるでしょう。

ワット・サケットのお祭り

ワット・サケットでは、毎年11月に「ロイクラトン祭り」の一環として特別なお祭りが行われます。このお祭りは、仏教徒にとって重要な行事で、タイ全土から参拝者が集まります。期間中、黄金の丘の仏塔は鮮やかな赤い布で包まれ、夜にはイルミネーションやキャンドルの灯りが美しく輝きます。

参拝者は仏塔を囲むように行列を作り、キャンドルを持って祈りを捧げます。この儀式は「ワンプラ(仏日の巡礼)」と呼ばれ、神聖な雰囲気が漂います。また、丘の麓には屋台が立ち並び、伝統的なタイ料理やスイーツなどのグルメや、工芸品が販売され、訪れる人々を楽しませます。仏教儀式と祭りの華やかさが融合したこのイベントは、タイ文化を深く感じられる特別な体験ができます。

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ワット・サケットの注意点3つ

ワット・サケット(黄金の山寺院)は、美しい景色と静寂な空間が魅力の寺院ですが、快適に観光を楽しむためにはいくつかの注意点があります。

特に服装や天候、マナーに関するポイントを押さえておくことで、安心して訪れることができます。以下に、具体例と対策を含めた3つの注意点をご紹介します。

服装に注意が必要

ワット・サケットは仏教寺院であるため、適切な服装が求められます。肩や膝が露出する服装(タンクトップ、ショートパンツ、ミニスカート)は入場時に断られることがあるため、長ズボンや長めのスカート、肩を覆う服を着用しましょう。

寺院内でレンタル用の布を借りられる場合もありますが、事前に準備しておくとスムーズです。また、靴を脱いで入るエリアもあるため、脱ぎ履きしやすい靴がおすすめです。訪問時には信仰の場であることを意識し、派手すぎない落ち着いた服装を心がけましょう。

階段の登り降りに注意

ワット・サケットの頂上にある黄金の仏塔へは、約300段の階段を登る必要があります。階段は比較的緩やかですが、特に暑い日や雨の日は滑りやすくなることがあるため、歩きやすい靴を履き、無理のないペースで登ることが大切です。

途中で休憩できるベンチもあるので、体力に自信がない方やお子様連れの場合は小まめに休憩を取りましょう。また、夏場は直射日光が強いため、帽子やサングラスを用意し、水分補給をこまめに行うことが重要です。雨季に訪れる場合は、滑り止め付きの靴やレインコートを持参すると安心です。

写真撮影とマナーを守る

寺院内では写真撮影が許可されているエリアも多いですが、仏像や参拝者に向けた無遠慮な撮影はマナー違反となります。特に仏像の正面での背を向けたポーズや、仏像に登る行為は厳しく禁止されています。写真を撮る際は、周囲の人の参拝を妨げないように注意し、祈っている人々への配慮を忘れないようにしましょう。

また、ドローンの使用は禁止されているため、空撮を検討している場合は控えてください。仏塔周辺では帽子を脱ぎ、静かに行動することが求められます。観光スポットであると同時に信仰の場であることを理解し、敬意を持った行動を心がけることが大切です。

ワット・サケット周辺の観光スポット

ワット・サケット(黄金の山寺院)の周辺には、歴史的建造物や賑やかなストリート、文化を深く学べる博物館など、多彩な観光スポットがあります。寺院観光の前後に訪れることで、バンコクの伝統や現地の活気を一度に楽しめます。徒歩圏内のスポットも多く、効率よく観光できるのが魅力です。

カオサン通り

カオサン通りは、ワット・サケットから徒歩約15分の場所にあるバンコク随一の観光ストリートです。全長約400メートルの通りには、レストラン、バー、マッサージ店、屋台が立ち並び、昼夜問わず賑わっています。

観光の合間にマッサージでリフレッシュしたり、屋台グルメを食べ歩いたりと、多彩な楽しみ方ができるのが魅力です。

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バンコク国立博物館

バンコク国立博物館は、ワット・サケットからタクシーで約10分(徒歩約25分)の距離にあり、タイ最大の博物館として豊富な歴史資料や美術品を展示しています。

館内は複数の建物に分かれ、タイ王国の歴代王朝の宝物や仏像、伝統的な衣装、楽器、王室の装飾品などが所狭しと並んでいます。入場料は200バーツほどです。

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ワット・ラチャナダラム

ワット・ラチャナダラムは、ワット・サケットから徒歩約10分の距離に位置する、美しい金属製の仏塔「ローハプラサート」が有名な寺院です。この仏塔は世界でも珍しい金属製の建築物で、三層構造の屋根と37の尖塔が美しく連なり、荘厳な雰囲気を醸し出しています。

屋上まで登ることができ、ワット・サケットやバンコク市内の景色を楽しめるのが魅力です。寺院内は観光客が比較的少なく、静かな時間を過ごせる穴場スポットとしても人気です。建築好きな方や、歴史ある寺院を落ち着いて巡りたい方におすすめです。入場料は無料ですが、寄付をすると寺院維持に役立ちます。

ワット・サケットの基本情報

ワット・サケットはバンコク旧市街に位置し、市内中心部からアクセスが便利な観光スポットです。拝観時間は毎日午前9時から午後7時までで、拝観料は50バーツです。住所はパンファー通り周辺に位置しており、タクシーやボート、バスなど複数の交通手段を利用して訪れることができます。

特にアクセスが便利なパンファー・リラット船着場や、近隣のバス停から徒歩数分で到着できます。周辺にはローカルな食堂やカフェも点在しており、観光後の休憩にもおすすめです。

・施設名:ワット・サケット(Wat Saket / Golden Mount Temple)
・住所:344 ถนนจักรพรรดิพงษ์ แขวงบ้านบาตร เขตป้อมปราบศัตรูพ่าย
กรุงเทพมหานคร 10100
(英語表記:344 Chakkraphatdi Phong Rd, Ban Bat, Pom Prap Sattru Phai, Bangkok 10100, Thailand)
・営業時間:7:30〜19:00(年中無休)
・料金:入場料 50バーツ

・公式HP:http://www.watsaket.com/

・Googleマップ

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この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

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