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バンコク3泊4日のモデルコースを解説!上手に回るには

短期間のバンコク旅行は、バンコクや周辺の人気スポットを効率よく観光したいものです。上手に観光するにはスポットの選び方だけでなく、往復の飛行機の時間帯と宿泊するホテルのエリアも重要です。また、バンコクの交通機関を調べることで旅行費用を軽減することができます。この記事は、バンコク旅行を計画する方に3泊5日で上手に観光できるモデルコースを紹介します。

目次

バンコク観光3泊4日(5日)モデルコースの予算

バンコク旅行で大きく占める費用は飛行機の運賃と宿泊代です。現地での移動費用は、タイは交通費が安いので利用できる交通機関をよく調べればそれ程高額にはなりません。ここでは、3泊4日(5日)のバンコク旅行のモデル予算と、費用を押さえるポイントを紹介します。

モデルコースの予算

ここでは、往復の飛行機の運賃、宿泊費、飲食代、交通費含む観光費用について紹介します。

・往復の飛行機代

6万〜10万円(日系のキャリア航空会社またはLCC利用)の直行便。

・宿泊費

バンコクの3つ星ホテルの場合は約2,000バーツ(約8,400円)が3泊で6,000バーツ(約25,200円)。

・飲食・娯楽代

バンコクの屋台や、ショッピングモールなどのレストラン、バーなどを利用した場合の目安。

1日1,000バーツ(約4,200円)で5日間5,000バーツ(約21,000円)屋台やフードコートは料理1品60バーツ(約252円)、ショッピングモールの日本食などのレストラン(とんかつ和幸、一風堂、スシロー等)は日本の価格の1.2〜1.5倍。バーはビールの小瓶が100バーツ(約420円)前後、(ルーフトップバーは300バーツ(約1,260円)前後、マッサージは1時間250〜350バーツ(約1,050〜1,470円)が目安です。

・観光、交通費

バンコク:BTS(高架鉄道)・MRT(地下鉄)・タクシー利用で三大寺院観光で合計1,200バーツ(約5,040円)
アユタヤ・カンチャナブリー・パタヤ等の近郊観光地:タクシーチャーター費用1台2,500バーツ(約10,500円)
LCCを利用した場合の3泊5日の旅行費用の合計は12〜13万円とお土産代になります。

予算を抑えるポイント

・航空運賃

旅行費用で大きく占めるのが航空運賃です。LCCを利用すればキャリア航空会社より4万円ほど安くなります。さらに、キャリーケースを機内持ち込みができれば、荷物の預け入れ費用がかかりません。(注意点は多くのLCCの機内持ち込みは7㎏までです)。

・宿泊費用

ホテルを選ぶポイントは、スクンビットやシーロムなど繁華街のエリアなら移動が楽です。また、多くのホテルはチェックインが午後2時から、チェックアウトは午前12時です。追加料金なしでレイトチェックアウトができるホテルもありますので上手に活用しましょう。

・飲食費

タイ料理は屋台なら安く食べられますが、衛生面が心配な方はショッピングモールのフードコートを利用しましょう。アソークのショッピングモール「ターミナル21」のフードコートはバンコクで最も安くたくさんのお店があるのでおすすめです。

・移動費用

バンコクの観光スポットはBTSやMRTで行けば交通費が安くなります。また、乗車アプリのGrabとBoltが使えるので事前にインストールしておくと便利です。
トゥクトゥクはぼったくり被害が頻繁に発生しているので、利用する際には料金交渉をしっかりしましょう。

バンコク観光の3泊5日モデルコース1日目

日本を午前中に出発すると午後にはスワンナプーム国際空港に到着します。せっかくのバンコク旅行なので、ホテルにチェックインした後は初日からアクティブに楽しみたいものです。ここでは、バンコク観光初日に楽しめるコースを紹介します。

スワンナプーム空港到着

スワンナプーム国際空港には午後1時頃から4時頃に到着します。イミグレで入国審査を済ませて預け荷物を受け取ったらタイバーツに両替しましょう。

両替所によってレートが異なりますが、空港で最もレートが良いのがB階エアポートレールリンク改札周辺のオレンジの建物の「SuperRich 」と緑の建物の「カシコン銀行」です。両替を済ませてエアポートリンクに乗ればMRTやBTSが接続するマッカサンやパヤタイまで35〜45バーツ(約147円〜189円)の料金で約30分で到着します。

ジョットフェアでナイトマーケットを満喫

ホテルにチェックインした後はナイトマーケットに出かけましょう。

ジョッドフェアナイトマーケットは、2021年11月にラーマ9世通りにシーナカリン鉄道市場と同じ運営会社によってオープンしました。

このマーケットでは、シーナカリン鉄道市場で人気のストリートフードからファッション、アクセサリー、ハンドメイド雑貨などさまざまなアイテムが販売されています。豊富なグッズとアクセスの良さで、地元のタイ人や外国人観光客で連日賑わう人気のナイトマーケットです。

ジョッドフェアナイトマーケット

  • 営業時間:午後4時~午前0時(店舗によって異なります)
  • 定休日:なし
  • アクセス:MRTプララーム9世駅下車

ナイトマーケットで名物タイ料理

ジョッドフェアナイトマーケットでは、名物のタイ料理も楽しみましょう。ここでは、ワニ料理や小エビの踊り食い、虫の素揚げ、フルーツの王様ドリアンなどがあります。

その中でも人気の料理は、豚の骨がタワーのように積まれた「レンセープ」です。骨が付いた豚の肉をそのまま煮込んだ料理で、やや酸っぱめの味付けです。食べ方は、ビニールの手袋を付けて豪快に手づかみで骨の周りに付いた肉をむしります。人気のお店では順番待ちができるほどなので、ぜひ挑戦したい料理です。

ルーフトップバーでバンコクの夜を満喫

バンコクのホテルやビルなどの屋上にはたくさんのルーフトップバーがあり、定番の観光スポットとして人気です。バンコク初日の夜は超高層ビルの屋上から美しい夜景を眺めてみてはいかがでしょうか。
ここでは、エリア別におすすめのルーフトップバーを紹介します。

リバーサイド

・Sky Bar

バンコクで人気のルーフトップバーのひとつ。高さ250mにあり、ハリウッド映画「ハングオーバー2」の舞台になったことでも有名。ゴージャスな雰囲気の中でバンコクの夜景が楽しめます。
アクセス:BTSサパーンタクシン駅から徒歩約10分、ルプア・アットステートタワー63階

  • 営業時間:午後6時~午前1時
  • 定休日:なし
  • 電話:66-2-624-9999
  • ドレスコード:スマートカジュアル、男性のタンクトップや短パンなどはNGで靴は必須

ルンピニ

・ヴァ-ティゴ&ムーンバー

バンコクの高級ホテル「バンヤンツリー」の61階にあるグリルレストランとバーが一体となったルーフトップバー&レストラン。豊富な種類のワインやカクテルを飲みながら眺めるバンコクの夜景は圧巻です。

  • アクセス:MRTルンピニ駅から徒歩約10分
  • 営業時間:午後5時~午前1時
  • 定休日:なし
  • 電話:66-2-679-1200
  • ドレスコード:スマートカジュアル、男性のタンクトップや短パンなどはNGで靴は必須

サイアム

・レッドスカイバー

バンコクで人気のショッピングエリアのサイアムに位置するルーフトップバー。周辺にはサイアムパラゴンをはじめたくさんのショッピングスポットがあるので、ショッピングの後に立ち寄ってみてはいかがでしょうか。

  • アクセス:BTSチットロムから徒歩約7分、セントラルグランド・セントラルワールドホテル55階
  • 営業時間:午前11時30分~午前1時
  • 定休日:なし
  • 電話:66-2-100-6255
  • ドレスコード:スマートカジュアル、タンクトップ、短パン、サンダルはNG

スクンビット

・オクターブルーフトップバー

たくさんの日本人が暮らす高級住宅街トンローのスクンビット通りに面したルーフトップバー。最大の特徴は、お酒が300バーツ(約1,260円)くらいのリーズナブルな価格で楽しめます。

  • アクセス:BTSトンロー駅から徒歩約5分、バンコクマリオットホテルスクンンビット45~49階
  • 営業時間:午後5時~午前1時
  • 定休日:なし
  • 電話:66-02-797-0000
  • ドレスコード:スマートカジュアル、男性のタンクトップ、サンダル等はNG

バンコク観光3泊4日モデルコース2日目

バンコク観光の2日目は、近郊で人気の観光スポットに出かけてみましょう。ここでは、遺跡がたくさん残る人気のスポット「アユタヤ」観光のモデルコースを紹介します。

バンコク市内からアユタヤへ

アユタヤへのアクセスは小型バスのロットゥー、鉄道があります。また、遺跡巡りが不安な方はタクシーのチャーターかツアーがおすすめです。移動方法は時間や値段などを比較して選びましょう。

ロットゥー

  • 乗り場:チャトチャックミニバスステーション
  • 料金:70バーツ(約294円)
  • 所要時間:約1時間

鉄道

  • 乗り場:グランドアピワット駅(旧バンスー中央駅)
  • 料金:20バーツ(エアコンなし車両)~(約84円)
  • 所要時間:約50分~1時間20分

タクシー

  • 乗り場:指定の場所
  • 料金:約1,000バーツ(約4,200円(交渉制))
  • 所要時間:約1時間

ツアー

  • 乗り場:指定場所
  • 料金:1,500バーツ~(約6,300円)

アユタヤ遺跡巡り

アユタヤは、アユタヤ王朝の古都で仏教寺院や遺跡が残るタイ中部の観光名所です。おすすめの観光スポットは、世界遺産に登録されているチャオプラヤー川と支流の川に囲まれたアユタヤ島の「遺跡公園」です。ここには、木の根に埋まった頭部のみの仏像が有名なワット・マタハートやアユタヤ王朝時代に宮中儀式が執り行われて、当時の王とその王子の遺骨が納められている3基の仏塔が残るワット・プラシ―サンペット。アユタヤ島の外には、高さ約72mの仏塔がそびえたつワット・チャイモンコンなど見どころが豊富です。

ランチ

水が豊富なアユタヤは新鮮な川エビ料理が有名で、バンコクで食べられている川エビの多くはアユタヤ産です。アユタヤの川エビは伊勢海老ほどの大きさで、プリプリとした歯ごたえが特徴です。アユタヤに来たならぜひ名物の川エビのグリルを味わってみましょう。
川エビ料理のお店はたくさんありますが、その中でもおすすめなのが、チャオプラヤー川に面した「バーンマイリムナム」。川の景色を眺めながらのんびりランチが楽しめます。

バーンマイリムナム

  • 住所:43/1Uuthong Prathuchal Ayyuthaya
  • 営業時間:午前10時30分~午後9時30分
  • 料金:川エビはサイズによって値段が変わります。300gは600バーツ(約2,520円)

川エビ以外にも日本人に人気のトムヤムクンや空心菜の炒めものなどのタイ料理があります。

エレファントキャンプでゾウ乗り体験

アユタヤに王朝があった時代にゾウの力は戦争に欠かせなかったため、タイ北部からたくさん捕獲されてきました。兵器の進化とともにゾウは戦争で使われることがなくなり、タイの象徴として保護されています。そのため、現在のアユタヤではゾウの背中に乗ってアユタヤの遺跡を巡ることができます。ゾウ乗り場は「アヨタヤ水上市場」に隣接するエレファントビレッジと「遺跡公園」のエレファントキャンプがありますが、アユタヤ遺跡をゾウの上から眺められるエレファントキャンプがおすすめです。

アユタヤエレファントキャンプ

  • 営業時間:午前9時~午後5時
  • 定休日:なし
  • 料金:10分220バーツ(約840円)、15分400バーツ(約1,680円)25分500バーツ(約2,100円)

タイ式マッサージ

アユタヤ観光で疲れた体はタイ式マッサージで癒してみましょう。バンコクにはマッサージ店がたくさんあり、値段もさまざまなのでどのお店にしようか迷ってしまいます。その中でもおすすめなのがバンコクに8店舗ある「HEALTH LAND」です。値段は若干高いですが、ホテルのような待合室があり、清潔なお部屋でマッサージが受けられます。

HEALTH LAND Asok店

  • 住所:165/5Sukhumvit 21 Soi 3, Bangkok(BTSアソーク駅から徒歩約7分、MRTスクンビット駅から徒歩約5分)
  • 営業時間:午前9時~午後11時
  • 定休日:なし
  • 電話:66-2-261-1110
  • 料金:フットマッサージ60分400バーツ(約1,680円)、タイ古式マッサージ120分650  バーツ(約2,730円)

バンコク観光3泊4日モデルコース3日目

バンコク近郊のSNS映えする人気のスポットと、地元の人や観光客に人気のビーチに出かけてみましょう。

ワット ・サマーン ・ラッタナーラーム

バンコクの東、チャチュンサオ県に位置するワット・サマーン・ラッタナーラームは参拝を目的に2011年に建てられました。この寺院は地元のタイ人には人気でしたが、高さが24mの巨大なピンクのガネーシャのインパクトがある姿が外国人観光客にも広まっていきました。

タイでは曜日ごとに色が決められて、自分の生まれた曜日がラッキーカラーとされています。ガネーシャの周りには曜日ごとに色分けされた14匹のネズミの像があり、ご自身のラッキーカラーのネズミに願い事を伝えると、ネズミがガネーシャに伝えてくれるといわれています。

ワット・サマーン・ラッタナーラーム

  • アクセス:バンコク中心部から車で約1時間
  • 営業時間:午前8時~午後5時
  • 入場料:無料
  • 定休日:なし

バンセーン・ビーチでランチを堪能

ワット・サマーン・ラッタナーラームの観光は1時間ほどで終わるので、その後は近くのビーチでランチを堪能しましょう。チョンブリ県のバンセーン・ビーチは外国人観光客にはあまり知られていませんが、バンコクから最も近いビーチとして地元のタイ人には人気で、週末にはたくさんの人が集まってきます。約4.5㎞もあるビーチ沿いにはデッキチェアが並べられて、レンタルサイクルショップがあるので、サイクリングやビーチ散策が楽しめます。

また、ビーチ沿いにはレストランがたくさんあるので、タイランド湾を眺めながらシーフードのランチを堪能しましょう。

バンセーン・ビーチ

  • アクセス:ワット・サマーン・ラッタナーラームから車で約45分、バンコク中心部から車で約1時間30分

パタヤのラン島でビーチを満喫

パタヤの沖合約7.5kmに位置するラン島はサンゴ礁に囲まれた緑の島です。この島はマリンスポーツが盛んで、ジェットスキーやバナナボート、シュノーケリングなどのアクティビティが体験できます。
島には2つの桟橋と5つのビーチがあり、日帰りならコンビニやカフェがあるラン島最大のターウェンビーチがおすすめ。

  • アクセス:フェリーでパタヤバリハイ桟橋からラン島ターウェン桟橋・ナバン桟橋まで約40分 
    バリハイ桟橋発ターウェン桟橋行きは午後1時、ナバン桟橋行きは午後6時30分が最終。
    バリハイ桟橋行はターウェン桟橋は午後5時、ナバン桟橋は午後6時が最終。
  • 料金:30バーツ(約126円)

バンコク観光3泊4日モデルコース4日目

バンコク旅行の最終日は、ホテルに荷物を預けて、バンコクで人気の観光スポットやお土産が購入できるスポットを効率よく観光しましょう。ここでは、バンコク最終日におすすめのスポットを紹介します。

ワット・プラケオ

ワット・プラケオは、ラーマ1世によって王室の護国寺として1782年に建立されたタイで最も権威のある寺院です。別名「エメラルド寺院」と呼ばれて、敷地内の本堂は美しい装飾が施され、エメラルド色に輝く仏像が安置されています。
タイのお正月ソンクラーンの時期には地元の人がたくさん訪れて、エメラルド仏に呪文を唱える姿が見られます。

ワット・プラケオ

  • アクセス:MRTサナームチャイから徒歩約15分
  • 営業時間:午前8時30分~午後4時30分
  • 定休日:なし
  • 入場料:500バーツ(約2,100円)

ワット・ポー

バンコクを代表する観光名所のワット・ポーは、ラーマ1世が僧侶が法を学ぶために建立を命じた王宮寺院です。ラーマ3世によって造立された全長約46mの黄金の涅槃仏はバンコク観光の有名なスポット。さらに、タイ式マッサージの総本山としても有名で、寺院の敷地内のマッサージスクールでは、本格的なマッサージが受けられます。

ワット・ポー

  • アクセス:MRTサナームチャイ駅から徒歩約10分
  • 営業時間:午前8時~午後6時30分
  • 定休日:なし
  • 入場料:300バーツ(約1,260円)

チャトチャックウィークエンドマーケット

最終日が土曜か日曜日なら週末に開催されるバンコク最大の公設市場「チャトチャック・ウイークエンドマーケット」を訪れてみましょう。

この市場は約1.13㎢の広大な敷地にファッション、アクセサリー、インテリア、雑貨、飲食など15,000以上のお店が軒を並べています。毎週末には20万人以上の人が訪れるといわれる人気の市場は、1日では回りきれないほどの大きさで掘り出し物もたくさんあります。

チャトチャック・ウィークエンドケット

  • アクセス:MRTカンペーンペット駅またはチャトチャックパーク駅、BTSモーチット駅から徒歩約3~5分
  • 営業時間:土・日午前8時~午後6時(店舗によって異なります)

マーブンクロンセンター

最終日が平日の時に訪れたいのが通称MBKと呼ばれるマーブンクロンセンターです。ここにはファッションやアクセサリー、貴金属や雑貨などが揃っていて、中古の携帯を販売するショップがたくさんあることで有名です。
エアコンが効いた館内でお土産を探したい方にはおすすめのスポットです。

マーブンクロンセンター

  • アクセス:BTSナショナルスタジアム駅からスカイウォークで直結
  • 営業時間:午前10時~午後10時
  • 定休日:なし

スワンナプーム空港へ

楽しかったバンコク旅行も終わり、深夜便で帰国して早朝には日本に到着します。スワンナプーム国際空港まではエアポートレールリンクを利用すれば約30分で到着します。空港に着いたら残ったお金は忘れずに両替所で日本円に両替しましょう。

空港では出国後にもデューティーフリーやレストランでショッピングや食事ができますが、航空会社によってはサテライトターミナルから搭乗する場合があります。サテライトターミナルまでは、シャトルトレインに乗って向かいますが、こちらにはショッピングや食事をするところがほとんどないので、メインターミナルで済ませましょう。

バンコク観光3泊5日モデルコースの時間があれば行きたい観光スポット

豊富な観光スポットがあるバンコクは、今回紹介した以外にも行きたいスポットがたくさんあります。ここでは、時間があれば訪れたいスポットを紹介します。

カンチャナブリー

バンコクの西部約130㎞に位置するカンチャナブリーは映画「戦場に架ける橋」の舞台となったことで知られています。ここには、旧日本軍が作った泰緬鉄道が通る「クウェー川鉄橋」や連合軍の兵士が眠る墓地など戦争関連の施設があり、泰緬鉄道に乗るのもおすすめです。

また、郊外には美しい森と滝が見られる「サイヨーク」。泰緬鉄道建設時に旧日本軍が、切り通しを作るために約10万人の人が犠牲になった「ヘル・ファイヤーパス(地獄の切り通し)」など見どころがたくさんあります。

チャオプラヤー川周辺エリア

バンコクの西部、チャオプラヤー川周辺は高級ホテルが建ち並び、チャオプラヤーナイトクルーズなども人気です。

ここには、世界のブランドショップや日系の髙島屋が入るバンコク最大のショッピングモール「アイコンサイアム」や川沿いのレストランやお土産やアクセサリー、ファッションショップ、ニューハーフショー「カリプソ」などで人気の「アジアンティーク・ザ・リバーフロント」があります。

ヤワラート

ヤワラートは、バンコクの旧市街に位置する東南アジア屈指の中華街として有名です。街の中央を通るヤワラート通りには漢字の看板が掲げられて金を販売する「金行」や中華料理のレストラン、中華食材や雑貨を販売するお店などがあり、まるで中国にいると思えるほどです。

ここでは、ツバメの巣やフカヒレスープなどの高級中華料理が手頃な値段で味わえて、ストリートフードやスイーツなど食べ歩きが楽しめます。

まとめ

バンコク3泊5日のモデル観光コースを紹介しました。バンコクと周辺には3泊では回りきれないほど観光スポットがたくさんあるので、日中は人気の観光スポット、夜はグルメやマッサージ、ナイトスポット等、今回紹介したコースを参考に上手にスケジュールを組んで楽しいバンコク観光を体験してください。

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この記事を書いた人

タイ旅行でさまざまな都市をバックパックひとつで旅をする。プーケットにてスキューバダイビングのインストラクター資格を取得。バンコク在住歴は10年。

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